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あなたは自信家ですか。それとも…?

自信を持てないあなたに。背中を押したい。
そんな勇気をくれる本。

「私の受け止め方が変わったからだと気づく。」

『木曜日にはココアを』(青山:60)

どんなに辛いことだって、どんなに楽しいことだって。ときが経って再び経験すると前に感じたときのような絶望や感動ほど、心が揺り動かされないときがある 。
一見受け入れられないような相手の行動も、相手の背景を想像すると腑に落ちることもある。
要はそこに気づける余裕が自分にあるかどうか。受け止めるときの自分のコンディションで外からの刺激に対する反応も変わっていくる。

「どうして自分のことをもっとアピールしないの」

『木曜日にはココアを』(青山:111)

もっと自信をもってもいいよ。そういう風に周りから言われることが多かった。
それでも「謙遜」するふりをして「謙虚」に振る舞うことが多かった。なぜかって?
傷つかないように。たとえ傷ついたとしても予想できていることなら受け入れやすいから。

「期待しないようにわざと「だめなほう」をそうていするクセがついていた」

『木曜日にはココアを』(青山:188)

世の中自信満々に振る舞って、その後に大失敗して後悔する。そんな情報を目にすること、多くないですか。
自分もそうなるのが嫌で、謙虚にしていたのだと思う。そうなるはずもないのに。

いまならこう思える。
失敗するイメージを持ってする行動よりも、成功するイメージを持って移す行動の方が成功に結びつきやすそう。
自分を傷つけたくないのもわかるけれども、それで成功を掴み損ねているなら、本末転倒だと思う。

「自分の意思だけではどうしようもない、あらがえないことも向こうから訪れる。」
「お決まりの時間や場所から一歩踏み出したくなったのです。」

『木曜日にはココアを』(青山:198, 210)

現状維持もいいと思う。少なくとも大きな痛みは伴わないから。
でもどうだろう。そう遠くない将来にやっぱりこうしておけばよかった。そんな気持ちになるんじゃなかろうか。
だったら行動しよう。踏み出したいと思う気持ちが芽生えたときに。
そうやって誰かの背中を押せる。そんな存在になりたい。

引用:
青山美智子. (2019). 『木曜日にはココアを』 . 宝島社.


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