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主体的な学びって何だろう?

ただの大学生である自分が、いっちょ前に教育に関して考えてみたことを投稿しています。
まずは読もうとしてくださってありがとうございます。
初投稿ですので、温かい目で見ていただけるとありがたいです。
気楽に読んでみてください。

学校の課題で先生として物理の授業を作っているうちにとんでもない方向性になってしまった。。。

 物理全体を通して自分が大切だと思うことは、なぜその式を使うのか、なぜその式が使えるのかといった解法以前の解法につながる考え方の部分である。どんな時にどの式が使えるのか、逆にそんな時にはこの式が使えないのか、ただ解法を暗記していく学習方法ではたどり着きにくい部分である。この考え方をつかみに来れるような授業展開を考えた。

 このやり方は確かに短期的な成果を出せるわけでもなければ、生徒全員にバカ受けして、めちゃくちゃわかりやすい先生だと思われることも少ないだろう。しかし大切なのは、この授業の瞬間のわかりやすさではなく、復習じや期間を開けて再び学習した時に、あの時言っていたのはこういうことだったのか!という気付きを得て、入試本番で学習したことを活用できることである。

 物理だけでなく、どの教科にも言えることだが、コツを羅列してわかった気にさせ、生徒の満足を得られるようにするための授業にすることは簡単だし、生徒から教師としての自分の評価を得ようとすることは簡単である。しかし、大切なのは生徒自身で学習し、学んだ内容を身に付けることである。この形の授業についてくるには生徒にもかなりの努力が必要であるのはもちろんで、しんどくなって勉強についてこられなくなる生徒も一定数いることには変わりない。なので、少しでも生徒が勉強に向き合えるようにするために、向き合うことの大切さであったり、学ぶことの大変さ、しんどさだったりを授業中に伝えていければよいと思う。

主体的な学びとは

 では、世間一般で主体的な学びを生み出す授業といえば、どのようなものが考えられるだろうか?たいていはグループ学習で話し合いを活性化させる授業であったり、生徒にとって今まで考えたことのないような、一見授業に関係なさそうなことを考えさせて、興味を引き出し、学んだ気にさせる授業だったりするのではないだろうか。果たしてそれは本当に「主体的な学び」なのであろうか。

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