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久しぶりの採血

ブランク8年。8年ぶりに人の腕に18Gの針を刺した記録を忘れないうちに書いとこうと思います。

8年もブランクあるくせに、何故か採血、自信マンマンだった私。面接の時も、『採血の練習は大丈夫だと思います。デモ器と人の体って違いますしね』なんて、言っちゃって。

そして、その日はやってくた。
駆血帯、アル綿、ハザードボックス、採血用の翼状針、念の為のシリンジ、採血スピッツ、…。整った!いざ!

患者さんに説明して同意得て。
良さげな血管見つけて。
針準備して。

ここで、問題発生。
針を持つ手が震えている…

こ、怖い。いや、できるよ。できる、できる。できるって(笑)と、心の中で自分を宥める。

えいや。

あ、逆血ない。

更に震える手…落ち着け、落ち着け、落ち着くんだ。血管はここにある。まだ失敗と決まったわけではない。落ち着け。と、また自分を宥める。

えいやぁ。

あぁぁぁ、血が返ってきたー。

スピッツに入れー!!でも、まだ手震えてるー。

そして、無事?終了。

8年間で血管の深さがもうわからなくなったみたいです。怖かったー。いや、患者さんの方が怖いのは大前提ですが。一突きで採血できたら良かったのに、無駄に二段階で刺してしまって、申し訳ない。患者さんには痛い思いをさせてごめんなさいと謝りました。
体感10分、実際は1分間くらいだろうけど、前が見えなくなるほど汗吹き出た。

この後、自分の根拠のない自信を猛省し、スタッフの検診等の採血をお願いして沢山練習させていただきました。やっぱり、肉付きの良い方なんかは深さが捉えられないし、まだまだ不安だけど、少ーしずつ頑張ってます。そして、まだ手は震える…

体はおばさん。中身もおばさん。仕事の能力は一年目。頑張ります!!

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