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My You③

見たことがない推しの姿を見るとき、いつも心が少しぎゅっと緊張する。
何も知らないくせに知っているような感覚になってしまうのだ、どうしても長く見ていると。

でも敢えて言うならば
私はバンタンをジョングクを信じている、心の底から。
たとえ自分の望むような結果にならなくても、裏切られたとは感じない。
なぜならそれはただ単に自分が彼らの知らなかった部分を見ていなかっただけだから。これから先も自分が見たことのない彼らの姿や想いを知り、触れて、感じて、受け止めて、変わりゆく推しを大切に応援し、変わらないものを見守りながら…
そうやって「信頼」を築いていくのではないかと思っている。

時には迷い揺らいでしまうこともあるだろう
それでも彼らから離れることはきっと一生できないし、そんな選択肢は私の前にはあらわれない

私たちは失敗し間違ったり誤ったりそんなどうしようもない生産性のないことを繰り返し経験しながら様々なことを学習していく。でも彼らは私たちより遥かにその機会を奪われて、本人たちの気持ちなんかよりもできるだけ失敗することがない道を歩かされてるときもあったのではないか…とそんな気がしたこともある。

誰かに強制され言われたわけではないけど、知らぬ間に「良い姿、良い人間を見せなければいけないから。俺たちは綺麗に施された姿を見せる人なんだから。」と口に出さないといけなくなるほど模範生アイドルでい続けなきゃと背負った時期が過去にあったこと。隠しトラックで、そうまるで呪文のように自分たちに言い聞かせてたこと。
でも変化は多かったけど僕達変わりはなかったよね、デビュー10年を迎えてそう力強く優しく歌うことができるようになったバンタンは最高にかっこいい。

そしてジョングクは自分のやりたいことを貫きながらも、全く変わらないどころか向上に向上を重ねて自分をどんどん高め続けている。少しずつ自己肯定感をも持ちながら。
アミたちへの愛も変わらず美しくて、前よりももっともっとそのまんまに近い自分を見せてくれながら。
新しい世界に挑戦しようと、変化を恐れず、自分を見せてくれようと努力を続けるこれからのジョングクに期待したい。

コトバでは説明できないような苦しみやストレスに心も身体が壊れてしまう前に、何かにでも縋って頼って生きる選択をしてくれるほうがよっぽどいい。依存しすぎるのは怖いが、それはあのような世界で生きる彼らだけではなく、私たちも同じよう藁をも掴む思いで何かを支えにしながらギリギリのところをうまく生きているではないか。
歌手であること、世界スターであることを理由に特別に何かを制限されるなんてことはあってはいけない、絶対に。ましてやそれをファンである私たちが非難しようとするなんてもってのほか。


各々がやるべき事を終え2025年に全員が集まった頃には、私たちアミもアップデートしてそこで待っていたいものだ。
いつまでもmerry meめりみーばかり言ってないで、推しを利用して自分の欲を満たすための妄想なんかしてないで、好きなメンバー同士で架空の話をつくってないで、話す言語を押しつけて要求ばかりしないでさ。
バンタンの話を聴けるようになろう、
そして音楽を通して対話ができるようになろう

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