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男と女。付加価値。

深夜に、経血の付いた下着を漂白剤に漬け込んでいるときにふと思った。
女性って、男性に比べて付加されてること多いよなって。

子供を産める機能っていう、最重要スペックを持ってることが全ての要因なんだけど。
この機能があることで、女性は生理があるし、性交と妊娠の現実感も持つし、結婚も気にするし。独身でいいの?て自問自答もしてしまう。

男性が持つ最重要スペックって、お金と仕事、この二択しかない気がする。 
妊娠も結婚も、男性にはリミットはあるようでない。このリミットは身体的な賞味期限というより、個人の価値観によるものが強いから。

生まれ変わったら男女どちらに産まれたいだろう。

私は、大変だけど、やっぱり女性がいいと思ってしまう。

付加された機能に、応えるために生きたいわけじゃない。活かしてもいいし使わなくてもいいし、選択肢があるってだけで、楽しめる人生の種類が多い気がするから。

そんなふうに思うと、血のついた下着を洗うことも、高いスペックを持った人間に与えられし雑務って感じで、ほんの少しだけ気が楽になる気がする。

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