ある世界の記憶。
もしも、だ。
ある日、目が覚めると誰かもが
自分の存在自体忘れてしまう
どんなに叫ぼうとも、泣き喚こうとも
完全なる1人ぼっち
ふらふらと街を歩こうが、誰にも当たりもしない
そんな世界
そんな時、自分はどうする?
絶望?
後悔?
それとも、喜び?
段々と狂っていく自分を楽しむ?
誰にも、気付いてもらえない世界で生きていけるのか?
唯一、世界だけが自分の存在を記憶している。
そんな世界から、抜け出せたなら、
私はどれだけ、安心し、喜び、泣くのだろうか?
想像でしかない。
けれど、いつか現実になりそうな、
そんな不安は拭えない。
生き物はいつどうなるか分からない。
だからこそ、今を精一杯生きていきたい。
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