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伝えたいこと④ ポストコロナにおけるADHD

 今日は、特定の誰に向けてというわけではなく、今思っていることを書いてみます。

 世はコロナショックの真っ只中ですね。たった半年前とは全く違う世界になってしまいました。あらゆる分野が劇的変化を受け、生き残るために大きく様変わりしています。
 ビジネスシーンではリモートワークが一気に進み、ハンコ文化には終止符が打たれそうです。学校でもオンライン学習を進めるため、原則一人一台のPCを配置するなど、一気に変革が進んでいます。弊社でもweb会議システムをガンガン使い出したり、緊急措置的ではありますが在宅勤務を認めたりと、コロナ以前ではいろいろ理由をつけて行えなかった変革が進んでいます。地方への回帰「開疎(かいそ)」などの動きも今後あるかもしれません。
 今まで地味だと思っていた社員がオンライン会議で積極的に発言するようになった反面、逆に今まで社内調整とかで存在感のあった社員が、リモートワークでは全然成果を上げられていない、とかの話もあるようです。

 さて、このコロナ以降の世界を「ポストコロナ」とした場合、ポストコロナではオンラインでの繋がりが、リアルより重視される世界になりそうです。
 さらに時代は第三次AIブーム。RPAやiPaaSなどの自動化ツールの成長も著しく、もはや「正確にキチッとこなす」とか、「知識量がある」などは全て機械に任せるべき時代になってきています。
 このような時代においては、リアル社会で何かと問題児だったADHDなどの発達障害者も、オンラインで学び、発信することで、人間関係の悩みから解放されるとともに、発達障害の強みである「能力の偏り」こそが最大の武器になるのは間違いありません。
 これから求められるのは、突拍子もないアイデアや、好きなことを徹底的に追求していく力、いろいろなことに興味を示す好奇心だと思います。これこそまさに発達障害の独壇場ではありませんか?

 発達障害者児はソーシャルスキルトレーニングを行うことが一般的なようですが、もしかすると社会への適応が可能になる代わりに、長所を伸ばし切れていないのかもしれないと思っています。
 これからは短所をフォローするよりも、長所を伸ばすことにのみ注力する時代が来ているのかもしれません。そうなると、ポストコロナでは天才と言われる子供たちが激増するかもしれませんね。

 コロナで本当に困っている人々が沢山いるのは重々承知しています。ただ、北九州市職員の立場と無関係な、一個人としての見解であれば、このコロナ禍は良かったと思っています。もう、beforeコロナに戻りたくありません。

 同じような考えを持った人は結構たくさんいて、共通しているのはbeforeコロナが必ずしも全て良かったというわけではない、ということです。ハンコや出社、紙文化、平日昼間に年休をとって役所手続き、などなど、今まで疑問を感じていた点が、それはやはりおかしかったんだ、ということがわかりました。現在のwithコロナにおいて手に入れつつあるリモートワークという働き方や、オンライン授業、手続きの簡素化などは、コロナの特効薬ができて通常通り生活できるようになっても、新たな選択肢として生かすべきでしょう。

 beforeコロナが良かった人は、beforeコロナのスタイルを甦らせる。withコロナで新しいスタイルに適応した人は、afterコロナにおいてもそのスタイルを継続する。こうやって画一的な人材だけでなく、様々な特性を持った人々が活躍できる社会になって欲しいと思います。


 さて、ここのところ毎日書き進めていましたが、一旦休憩して、短めの文になったり、書いたり書かなかったりすると思います。またネタが溜まったり、悶々としたり、何かに興味が湧いたりしたら腰を据えて書いてみようと思います。ありがとうございました。


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