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入社・入学・新学期に向けて~SOSを出すのは恥ずかしくないと知った日~

すっかり春の兆しがあちこちに見られるようになりましたね。
私は例の如く花粉症がひどくて目が真っ赤になっています👀
毎年毎年、今度こそは早めに対策するぞ! と思っているのにいつも先延ばししてしまい調子が悪くなってからあわてています……。

さて、4月というと新しい会社や学校に入るとか新学期や新年度を迎えてなんだか落ち着かないという人も多いのではないでしょうか?
そんなわけで、今回は「SOSを出すのは恥ずかしくないよ!」「助けてくれる人はいるよ!」という話を私の実体験を交えてしていきます。


私がしんどかった頃の思い出

私が一人でいろいろ抱え込んで一番精神的にしんどくなったのはいつだろうと振り返ってみると、大学の頃でした。
家庭事情とか、勉強のこととか(給費生だったので良い成績を維持しなければ打ち切られるというプレッシャーがかなりあった)、友達が全然できないとか、とにかくいろんなことに悩んでいました😨

思い込みによる考えの偏り

入学してすぐにメンタルヘルスに関するアンケートのようなものがあり、それがきっかけで大学内のスクールカウンセラーさんに相談はしていました。
しかし一度「死にたい」と思っていることを打ち明けたらひどく心配され、かえって申し訳なくなり本音を話せなくなってしまいました。
ゼミの先生もそこそこ仲が良く、社会福祉士&精神保健福祉士な上たくさんの現場を潜り抜けた歴戦の猛者(笑)なので相談しても良かったのですが、なんだかものすごく忙しそうだし私の相談なんかしたら貴重な時間を奪ってしまうと思い込み相談できませんでした。
友達にも「死にたい」なんて突然言ったらびっくりするだろうし、なんだこいつとドン引きされると思って言っていませんでした。
唯一、ツイッターで病み垢をつくり細々とつぶやいていたくらいだったでしょうか。
家族にもぽろっと「死にたい」と言ったことはありましたが、確か「どうしてそんなこと言うの」とか返されて終わった気がします。
そんなこんなで私は勝手に人には相談できないと思い込んで、自分で自分の首を絞めていたのです。
みんな言わないだけでそれぞれ大変なんだし、誰かに助けを求めることは恥ずかしい。頼ったら迷惑だ。そう思い込んで疑いませんでした。

環境による要因でしんどさが加速

当時、私の保険証は母が管理していたので(昔は保険証がひと世帯に一枚だったのでその名残でした)、内緒で病院へ通いたかった私はバレないようこっそり保険証を持ち、メンタルクリニックになんとか通っていました。
しかし、信頼関係ができかけていた担当医が遠くの病院へ異動すると聞かされさらにメンタルは不安定に。
また、その時は病名をはっきり告げられていたわけではなかったし薬も処方されていなかったので、自分は病気ではなく甘えなのだと考えていました。

この時、私が学んだこと

そしてなんだかんだ色々あって最終的には自殺未遂から入院するまでに……。
突然大学を休んだおかげで家族はもちろん友達、ゼミの先生やスクールカウンセラーさんにも心配をかけてしまいました。
けれど、入院したことで私のしんどさに気づいて過ごしやすい環境を整えてもらえるようになりました。
ここまであれこれため込むのは決して褒められたことではありませんが、そのなかで私が学べたことがひとつありました。
それは、自分の周りには助けてくれる人がいるということと、SOSを出して助けを求めることは恥ではないということでした。
みんな忙しそうにしていても、なんだかんだで相談に乗ってくれるし助けてくれます。
事情を話せばたいていは理解してくれるし、キツい言葉を浴びせかけてくることもそうそうない……はずです。
そして、もしはじめに相談した人がきちんと対応してくれなかったとしても、どうか諦めずにほかの人やほかの行政機関などに相談をしてほしいなと思います。

誰かに助けを求めてみませんか?

誰かに助けを求めること、誰かを頼ってみることは全然悪いことでも恥ずかしいことでもありません
他の人はどうだか知りませんが、私はそう信じています。
そしてココオルも助けを求める、誰かを頼るうえで一つの選択肢になれたらいいな~、と思っています。
ぜひぜひ気軽に投稿してくださいね♪


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