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したいと思ったその時に! リスカや自傷の代わりになりそうなもの7選

はじめに

この記事にはリストカットなど自傷行為に関する記述があります。具体的で生々しい描写はありませんが、それでもかえって自傷したい気持ちが高まってしまいそうな状態の方は一度深呼吸をして心を落ち着けてから、このページから脱出してください。

選択肢を増やせば自傷しなくても済む? 自傷の代わりに気を逸らす方法

いきなりですが実は私、小学校4年生くらいからなんだかんだでリストカットをやめられずにいました。高校生くらいになると頻度は減ったものの、それでもなにか嫌なこと・つらいことがあると『リストカットする』という選択肢が出てきてしまう状態でした。
ぶっちゃけ今でも「切りたい」と思うことはあります。それでもなんだかんだ他の方法を取り入れてたり気をそらしたりすることで、リストカットをしないでもう5年くらい過ごしています。
別に無理やりやめる必要もないと私は思うのですが、シャワーを浴びる時にめちゃめちゃ沁みて痛いとか、半袖の服を着るのをためらってしまうとか、傷痕を気にしすぎてかえってイライラしてしまうことがあり『リストカットやめたい』という気持ちが次第に大きくなってきました。
そんな中で他の選択肢をたくさん増やすことで、『リストカットする』を選ばずに済むんじゃない? ということを私は実感しました。
そんなわけで、今回は私が実際にやってみた『リスカ(自傷)の代わりに行って気を逸らす方法』を紹介していきますね。
比較的簡単に、かつひとりでできるものなので試してもらえたらうれしいです☺️


①氷を握りしめる

ギューッとひとかけらの氷を握って、溶けてきたり手が痛くなってきたら離すという方法です。手が冷えて冷静になれます。
一方でどうしても水が垂れてしまうので洗面台や流しで行う必要があります。家族がいる場合は「何してんの?」と声を掛けられる可能性があるところがデメリットかなと思います。

②赤ペンで手首を塗る

フェルトペンなど先の丸いペンで手首など切りたい場所を赤く塗りつぶす方法です。水性ペンのほうが後で落としやすくていいかもしれないです。間違ってもボールペンなどの先のとがったペンでやってはいけません。血を見るとほっとするというタイプの方にはよりオススメかと思います。
うっかり他の人に赤く塗りつぶしたところを見られてしまうとお互いにあまりよくないことになるので、落ち着いたらクレンジングオイルなどで洗って落とすようにしたほうがいいかもしれません。

③輪ゴムで皮膚をはじく

輪ゴムを手首に通し、その輪ゴムを引っ張って離すことで皮膚に軽い痛みを与える方法です。痛みで正気を取り戻すタイプの方にはよりおススメです。ただし、エスカレートして皮膚が真っ赤になるほどはじかないように気を付けましょう。

④ブレスレットやバングル、腕時計をつける

わざわざアクセサリーを外してまで切るという行為が面倒に感じて、外している間に冷静さを取り戻し「やっぱやめた」となることも多かったです。
自傷したい! の衝動ってけっこう一瞬で、ほんの少しでも時間があると落ち着く場合もあるということを体験しました。
学校でじゃらじゃらアクセサリーを付けるのは難しいかと思うので、お休みの日や大学生以上の方には向いているかと思います。

⑤大声を出す

車の中や枕を口に押し付けた状態で「ああああ~~~!!!」とか叫んでいました。特に道具を用意することもなく速攻でできるのが良いところです。
公共の場などでは他の人の迷惑になることもあるので、誰もいないことを確認してから思いっきり叫びましょう。カラオケなんかもいいと思います。

⑥気持ちを文章に書く

自分の気持ちを文章に書きだすことで、脳みその中が整理されていく感じがします。スマホやパソコンで打つのも良いですが、手書きでノートとかにかくと気持ちが落ち着いてくる感じが私はします。
うまく文章にできない時はもう、ノートに思い切りぐちゃぐちゃと鉛筆やペンで線を書きなぐるのもありだと思います。

⑦頓服薬を飲んで寝る

最終手段というやつです。お薬を飲んだところですぐに効いてくるわけではないですが、「薬を飲んだしだんだん落ち着いてくるはず、大丈夫だいじょうぶ」と自分に言い聞かせることでだんだんと安心感が得られて楽になってくるように思います。

最後に

ここまでいろいろな『リスカ(自傷)の代わりに行って気を逸らす方法』をお伝えしてみましたが、実際にこれらを試してみても結局切ってしまった、ということもあるかと思います。私もそうだったので安心してください。
そんな時、どうか「やっぱり自分はダメだ」とか「どうせリスカやめられないよ」と決めつけないでほしいなと思います。
すぐに自傷をせず、まずはほかの手段を試してみたということを褒めてくださいね。
そして丁寧に傷の手当てをしましょう。傷口を水道水で洗って、ティッシュやペーパータオルなどで血をふき取ってください。出血が落ち着いたらキズ薬などの軟膏をぬってガーゼと包帯で保護すると完璧です。
傷の手当てをきちんとすると包帯を巻いたところがほんのりあたたかくて気持ちも落ち着いてくるし、自分を大切にする第一歩が踏み出せたような気持ちに私はなります。
もし深く切りすぎてしまって出血がなかなか止まらない場合や手のしびれ、違和感などがある場合は遠慮なく医療機関を受診してくださいね。


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