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映画『マスク』に登場する犬のマイロが大好きです

まずは前回のノートに「スキ」して下さった皆様、ありがとうございます。『note』を上手く使えるのか不安があったので、とてもホッとしました。これからも模索しつつ頑張ります。

1995年の映画『マスク』を覚えているでしょうか?
ジム・キャリーとキャメロン・ディアスの名を世に知らしめたコメディ作品です。

コミカルなSFXと、ジム・キャリーが演じる奇抜なキャラクターの組み合わせは、当時とても斬新で衝撃的でした。グラマラスなキャメロン・ディアスも大変魅力的で、憧れの女性像として目に焼きつきました。

でも私には、それ以外にも心奪われる存在があったのです。それが主人公の飼犬、ジャックラッセルテリアのマイロでした。

とにかく賢くて可愛い!小さいけど反応が良くて、ピョンピョン飛び回って、体がちょっとムチムチしているところもたまらない。あの背中とお腹を撫でたくて、映画を見ながら思わず両手をワキワキさせてしまいました。

映画館を出た後も、頭の中はマイロでいっぱい。いつか自分もジャックラッセルテリアを飼って、マイロと名付け、鍵を持ってくる事を覚えさせて「Good boy!」と頭を撫で撫でしたい、と胸に思い描きました。

なので今回、犬を飼うと決めた時、真っ先に思い浮かんだのがジャックラッセルテリアでした。

ネットで調べたところ、糸井重里さんの愛犬もジャックラッセルテリアと知りました。糸井さんは、いぬねこ写真アプリの『ドコノコ』を企画・監修されていて、そこに愛犬の様子を投稿されています。なるほど、それを見ればジャックラッセルテリアの様子が分かるわけです。俄然、やる気が出てきました。

しかし、犬の世界はそう簡単ではありませんでした。

ジャックラッセルテリアについて更に調べていったところ「飼ってはいけない」「禁断の犬」というワードが目に入ってきました。どういう意味だろう?と読み進むと、その先には様々な注意事項が書かれていました。

つまりジャックラッセルテリアを車に例えれば、スポーツカーのエンジンを積んだ軽自動車、ということなのだそうです。小さい体であるにも関わらず、抜群の身体能力を持ち、必要な運動量は大型犬並み。飼うにあたっては、その能力と運動欲求をしっかり満たしてあげる事が不可欠という話でした。

そして悲しい事に、ジャックラッセルテリアの死因で一番多いのが交通事故なのだそうです。好奇心旺盛な性格に加えて飼い主を振り切るほどのパワーがあるため、飛び出して行ってしまうんですね。「賢い犬」と「飼いやすい犬」はイコールで結ばれない、という話も各所に書かれていました。

ちなみにジャックラッセルテリアという犬種はテリアのグループに属します。キツネなど穴の中に住む小型獣用の猟犬です。犬の種類は、牧羊犬、狩猟犬、使役犬、愛玩犬など目的別に10のグループに分かれています。犬が他の動物と異なる最大のポイントです。人間との歴史は4万年前からと前回書きましたが、その長い年月の中で、それぞれの特性に合わせた役割を与えられ、カテゴライズされてきたんですね。犬と生活する上で、犬種としての性質を知ることも大切だと考えています。

我が家は自然が多い地域にあり、ドッグランにも恵まれています。運動をするスペースを確保しやすいので、周りでは大型犬も多く飼われています。しかしインドアでヘタレな家族は、ジャックラッセルテリアのパワーに付いて行く事ができるのか、それが問題となりました。

案の定、家族にその性質について話をすると、とても消極的な反応が返って来ました。

今回、犬を飼う事が初めてという家族が多いこともあって、私は彼らの反応を優先する事にしました。私一人が飼うのではなく、家族全員で飼うのだという共通認識を持ちたい。そのため、難易度を上げたくなかったのです。

というわけで、最初の犬選びの段階から、計画は難航するのでした。

本日はここまで。お読み頂きありがとうございます。


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