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かっこいいとは何か

近頃、理想の自分像がようやく見えてきました。

それは、美しくあること。

現在大学3年生の私(男)は、これまで周りと似たような生き方をしてきました。勉強はそれなりに頑張りつつ、見た目も普通。そういえば、行きつけの床屋さんでは「普通に切って下さい」と言っていました。普通に切るって何なん(笑)
誰に言われるでもなく、普通でいる事が当たり前で、それ以外はないと思ってきました。

転機が訪れたのは、おそらく、アーティストの藤井風さん。

今でこそ、オリジナル曲でブレイクを果たした彼ですが、オリジナル曲を出す前は自身のYouTubeチャンネルにカバー曲をピアノの弾き語りでアップしています。

初めは自分が好きな曲をカバーしている、と思って聴き始めましたが、彼のパフォーマンスに衝撃を受けました。
女性のアーティストの曲も、キーを下げて歌い、時には女装をして弾き語りをする事もあります。
自分であれば恥ずかしがってできないようなことを、彼は堂々とやり遂げていて、その姿は自分にとってまるでスーパースター。

その時私は、人は自分が大好きなことをやっている瞬間が一番輝いているんだと気付かされました。

そして、大好きな音楽に真っ直ぐに向き合う姿勢は、かっこよさ、を超えた美しさだと思いました。

これは、やりたい事をやるということにも言える事ですが、外見についても同じことではないでしょうか。

つまり、キラキラしている人は、何かカッコいいものや可愛いものを身につけているから輝いているのではなく、自分が心からしたい格好をしているから輝くのだと思うのです。

自分が在りたい姿を求めて、それを形にできることは素晴らしいことであり、美しいことだと思います。
それは、外見も内面も同じことが言えるのではないでしょうか。

私は社会規範によって男性=カッコいい、女性=可愛いを求められていると感じてきました。
しかし、カッコいいにあまり魅力を感じてこなかった私は、外見にいまいち興味を持てませんでした。無難な服を着て無難な髪型を目指してきました。


しかしそれに縛られて生きるのは美しくない。

自分が在りたい姿を思うがままに追い求める姿こそが、カッコいい/可愛いの評価軸を超えた、美しさだと思います。

外見も内面も、そんな美しさを持ち合わせた人間になりたい。どんなに年齢を重ねても、成長を続ける自分でありたい。そう思う2021年の暮れです。

追伸;toga.shiさん、素敵なイラストを使わせていただきました。ありがとうございます。

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