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何者にもなれない病/特別な存在になりたがる病

我々は皆、中二病を患っている。だが、実態は退屈でちっぽけな存在である。その事実から目を背けるべくして自分を異常な人間に仕立て上げる。 仕立て上げるというよりかは、異常/特別/捻くれ/変人という設定で自我を保っている側面があるということだ。 「俺って捻くれてない?w俺が捻くれている理由は」みたいな感じで口を開けば聞いてもいない異常自慢をしてくる輩のことを僕は何者にもなれない病、又は特別な存在になりたがる病を患う患者と称している。 これは、自分には何もないという空っぽの生き

    • 承認欲求という危うさ

      僕が今から語るのは「〜とは何か」や「〜と〜の違い」などの言葉の定義付けについて。 「言葉を定義付けする」という作業をする理由には何があるかを考えた。 もちろん、学びを深めるためという理由もあると思うが、その裏側には 知識の所有というか、分野ごとの正解を所有したい。そして、その所有している正解を周りに話すことで"成長した自分を認められたい"というところからきているのではないか。 僕は承認されることを目的として言葉を定義することに危うさを感じる。 何故なら、承認ベースの

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