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観る価値ナシ・・「モディリアーニ真実の愛

 たまには歴史上の芸術家を扱った映画を取り上げようかと思います^^。

 本日取り上げさせていただきます映画は「モディリアーニ真実の愛」です。

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 モディリアーニを演じるアンディガルシアがカリスマ性のある俳優さんですのでそれのおかげでモディリアーニもカリスマある人物には見えます。

 全体的に人物描写は浅い感じがしますが(--;。


 モディリアーニについて軽く説明しますと要は「首の長い人物を描く芸術家」です。

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 ユダヤ系のイタリア人芸術家で彫刻家でもあります。
 パリで芸術家が集まるモンマルトルで活躍されました。
 お金さえ出せば出品できるアンデパンダン展へ出品するも評価は芳しくなく、持病の結核と荒れた生活もあって35歳で他界(T-T。

 ちなみにモディリアーニに関しましては元々若い頃にクスリに手を出していかがわしい場所へ出入りしていたと言いますし、持病以外の要因も大きいように思います・・。

 私生活が荒れていて人間的にかなり問題ありといういかにも「芸術家」なイメージを地で体現しているお方ですね(^-^;。

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 裸で暴れたり奇行も目立ったそうですwww。
 

 ちなみにモディリアーニは僕個人的にはそんなに好きな芸術家ではなかったりします^^;。

 それで映画「モディリアーニ真実の愛」の感想は・・・とにかく重いです・・(T-T。

 貧しくて救いのない、しかも嫌な奴なモディリアーニの半生をひたすら見せられ、気分は大変に落ち込みます。

 こういった歴史上の偉人を描いた作品は「イヤな奴だけどこんな風に共感できるところもあって・・」みたいな描き方をするのが普通だと思うのですが、「モディリアーニ真実の愛」はモディリアーニに共感できるポイントがほぼありませんでした^^;。

 先ほど言いました通り、私生活が荒れていて人間的にかなり問題ありといういかにも「芸術家」なイメージを映像化したような映画です。


 ちなみにピカソとモディリアーニは同時代を生きているのですが、そこそこいい奴(?)キャラなピカソに対してモディリアーニはとにかく嫌な奴として作中では描かれていました(--;。


 ひたすら貧しいまま報われず35歳の若さでこの世を去ったモディリアーニが可哀そうだとは全く思えません・・。


 余談ですが、実際ピカソとモディリアーニはそんなに仲悪くなかったと聞きます。

 史実を捻じ曲げて無理やり明るい話に変えることは出来なくとももうちょっと救いのあるようには出来なかったのでしょうか^^;?

 でもYAHOO映画のレビューでは平均的にそこそこ高い評価ですのでその点だけは救いかも・・・(T-T。



 とりあえず映画をディスってばかりでは良くないですので何とは「モディリアーニ 真実の愛」の良い点を見つけます。

 ・映像が綺麗
 ・アンディガルシアがイケメン過ぎる
 ・奥さんジャンヌ役の女優さんが美しい
 ・挿入曲が素晴らしい

 ↑「モディリアーニ 真実の愛」の挿入曲を演奏されている方を見つけました^^。

 あと映画ではとにかく貧しくて救いのないモディリアーニですが、今ではモディリアーニの作品は歴史上最も裕福だったと言われるピカソと争うぐらい高額で取引されていると聞きます。

 生前は評価されることなく35歳の若さでこの世を去ったモディリアーニはもう少し生きていればもしかしたら報われたかもしれないのにと思うと切ないです(;-;。

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