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美術館巡り中の観光客を狙ったスリの手口5選

 よっぽど運が悪くない限りは旅行中に財布を盗まれたりなんかしないと思いがちですが、スリの技術は大変に巧妙で盗みを生業としているプロ達の技術には思わず関心してしまいます。

 ヨーロッパにはスリを養成する学校まであるという話ですので人からお金を盗む訓練を積んだ熟練の技術から”盗みの素人”である僕たちが身を守るのは至難の業です(--;。

 ただこちらの記事にて紹介します手口を頭に入れていただいて日頃から意識すだけでも狙われる確率を大幅に下げることは可能だと考えていますので今後ヨーロッパへ美術館巡りする予定のある方は是非最後までお付き合いください^^。


 「切り裂きスリ」

 こちらは聞いたこともある方が多いと思いますが、特にヨーロッパ諸国で横行しているらしく、名前の通りただ単純に隙をついて観光客の荷物を刃物で切り裂いて中身を持って行く原始的な手口です。

 荷物を切っていたら音で気づきそうですが、バレないようにそれが出来るということは相当な技術なのでしょう・・。



 「電車のドアを利用したスリ」

 電車内でドアの付近に立っている観光客の近くにスリ師が陣取ります。

 そして駅についてドアが開いた時に観光客のお尻ポケットに入っている財布などに手をかけ、ドアが閉まる直前に財布を引き抜いてそのまま逃げてしまいます。

 当然、電車のドアは閉じて走り出してしまうのでスリを追いかけていくことは出来ません(T-T。

 こちらもかなり原始的な手口ですが、意外とよく使われるらしいのでヨーロッパへ旅行される際は電車内でドア付近に立たないほうが良いかもしれません。


 「親切なスリ」

 道に迷ってそうな観光客に言葉巧みに近づき、色々と親切に面倒を見てあげるフリをして注意をそらし、財布や荷物などを奪い取る手口です。

 基本的に複数人で行なうのが主流らしく、一人が正面から話しかけて背後から仲間が財布などを盗みます。

 あとスリとは違うのですが、路上で美術館などのチケットを安く売ってくれる”偽ダフ屋”がいましてそのような人物からチケットを絶対に買ってはいけません。

 期限切れのチケットを売りつけられるのがオチです(--;。



 「署名スリ」

 観光客に署名をお願いして気をそらし、財布などを盗む手口です。

 署名をするためのバインダー持っている腕が実は作り物で下から本物の腕で財布をかすめ取るなんていう離れ業もあるそうです^^;。

 上記の「親切なスリ」でもそうですが、路上で見知らぬ人に話しかけられたらそれがどんなに良い人そうでも警戒を怠らないようにした方が良いと思います。


 「ストリートミュージシャンスリ」

 ヨーロッパでは街中で楽器を使って演奏するストリートミュージシャンのレベルが素晴らしく高く、多くの観光客が足を止めて演奏に聞き入っています。

 だけど素晴らしい演奏に聞き入って油断している観光客はスリ師にとって格好の餌食です。

 背後からスリ軍団が忍び寄ってきていつの間にか財布や荷物などを奪い取ります(--;。

 ちなみにイタリアへ旅行に行く際、とてつもなく歌の上手いストリートミュージシャンのお姉さんがいるけどバックにスリの軍団がいるので注意するように言われたことがあります。


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