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今日も元気に現金輸送 検定2級応援ブログ

初めまして現送太郎と申します

地方の事業所で二十年ほど現金輸送を生業として、何とか毎日を生きています。決して怪しいものではありません。多分。

地道に毎日を繰り返し、在籍期間が長くなってくると、警備に関する資格も徐々に取得することができました。検定2級、検定1級、そして警備員指導教育責任者などです。

警備員の資格ってなに?


そういえば皆さん、今の所で、「えっ?警備員って資格がいるの?」とか思いませんでした?至極まっとうな疑問だと思います。

私も入社前まではそう思っていました。警備員って誰でもできる、世間一般ではあまり人気のない職種で、資格などがいらない仕事だと。

ところが、違うんですよ、これが。

警備業法っていう法律があって、それに基づいた「有資格者」配置ってのが、平成17年に法制化されました。

私が携わっているのは、所謂「現金輸送」で、貴重品運搬警備業務になります。法律的な表現では「3号警備」ともいいます。当然、この業種ではほとんどの業務で現金輸送車が必要です。

ざっくりというと、国はこう法律を改正しました。警備業者の適正な業務運営の促進の観点から、業務中の現金輸送車一台につき、一人は資格を持っていなければならない、と。その資格が「貴重品運搬警備2級」になります。勿論「1級」「指導教育責任者」も、それに該当します。

私はこの頃に検定2級の資格試験を受けました。会社的に有資格者を増やさないといけないからです。そして無事に合格通知を受け取り。有資格者として業務に従事されることになったのです。

検定の試験内容は、「警備業法」「日本国憲法」「刑法」「刑事訴訟法」「警察官職務執行法」「遺失物法」「道路交通法」の七つの関係法令の必要な内容と、

現金輸送車(貴重品運搬警備業務用車両と表現されてます)の基礎知識と、貴重品輸送時の伴走知識、積卸時に際する周囲の見張り知識、事故発生時における応急措置、護身用具の知識、負傷者の手当の知識など、実務レベルでの内容です。

これらを筆記試験と実技試験の両方で検定試験は行われます。これが警備の資格になるのです。

合格率ってどれくらい?

気になるのは試験の難易度だと思うのですが、令和4年度の結果から結論付けると、警備全体の統計としては72%、貴重品運搬警備としては82.6%の合格率ですので、決して手の届かないものではありません。丁寧に取り組めば合格が可能な資格試験です。

但し、この試験なのですが、一つ注意してほしい内容があります。

先ほどの合格率は「特別講習」という、警備員特別講習事業センターが実施する検定講習を受講した受験結果です。私もその一人になります。

自動車の免許取得をイメージしていただければいいのですが、「一発試験」と言って自動車教習所に通わず、運転試験場もしくは運転免許センターへ行って、学科と実技試験を受験することが可能なのは、皆さんご存じだと思います。

警備検定も、「直接検定」などという表現で、同様の内容の受験方法は確かにあり、警備会社入社前に警備員の資格を持っていれば有利かもしれないと思って、このブログに目を通してくれた方ももちろんいらっしゃると思うのですが、結論から言うと、あまりお勧めできません。

理由は、合格率が著しく低く、40%以下となっているからです。

じゃあどうするの?

警備検定試験にも自動車教習所のような存在があり、「特別講習」というものがあります。警備検定を受験される方は、このルートを通過することをお勧めします。これは講習を受講し、最後に講習で学んだ内容の確認を(修了考査)として行う形態です。

理由は合格率を見ていただければお分かりかと思います。直接検定は試験のみの実施のため、自身が内容を熟知していないと合格が難しいです。受験費用だって馬鹿になりませんからね。

ですが、「特別講習」を受けるためにはハードルがあります。それは何か?

「特別講習」の受講資格はこうあります。受講資格が警備会社に所属する警備員であり、警備業法に掲げる法定教育(新任教育)を受講していること。

つまり警備会社の社員である事なのです。

まずはハローワーク経由で警備会社に入社することをお勧めします。警備検定の受験はそれが一番最短のルートです。資格マニアの方にはお勧めしかねます。

ブログでこれを目指したい!

貴重品運搬警備検定を目指す方々に向けて、ささやかなバックアップをしたいというのがこのブログ目指すところです!

勿論、今後高評価を頂けるのであれば、自分のお財布に優しい収益化を目指したいです・・・・・

それでは皆様、これからもよろしくお願い申し上げます。


 





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