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2020年 超個人的10大ニュース

2020年はなんといっても「コロナ」の一年でした。

2019年の秋には「来年の冬にまた日本に帰ってこよう。」と心に決めていたんですが、春の時点で「今年は日本に帰れないだろうな。」と予定変更モードに。

個人的に2019年の後半から2020年の初めにかけて、いろんな変化がありました。計画していたことはできなかった代わりに、思ってもみなかったことをやってみたり、充実した一年になりました。
なにより家族みんなが無事に健康で過ごすことができて、こういう平凡な日常がとてもありがたいです。


【私の10大ニュース】

ひとつのコミュニティから出る

韓国にかなり日本人がいるとはいえ、全体の人口の中ではやっぱりごく少数しかいないんですよね。その中で日本人と出会うとなると、意志を持って自分から動いていくことが必要です。
韓国の人たちと付き合うことはもちろん大切ですが、育ってきた環境や接してきた文化が同じで、言葉も自由にできる日本人との付き合いはやっぱり大事なんですよね。

私はいくつかのコミュニティに参加していますが、その中でも大きな比重をしめていた1つのコミュニティから出ました。上記のような理由で勇気いったなあ…。2019年の秋くらいから熟考して、2020年初めに実行しました。私にとっては今年の一番大きな変化です。


コロナ・ステイホーム

ステイホーム。これは多くの国の人が経験したことですよね。
大学生になった娘は結局学校に行かず、全部オンラインで1年が終わりました。人と会うことも思ったようにできないし、時間があるからといってコンサートや映画、美術館に行くこともできない…。

家でどうやって楽しく過ごそうかなあと考えた結果、私は「前から見たかったスターウォーズの全シリーズを順番に観る。好評だったドラマを見る。オンラインセミナーで学ぶ。近所の散歩道を歩いたりジョギング。」ということをやってみました。おかげですごく充実しました。


散歩道・自然

今年、一番新しい発見は近所の散歩道です。去年までは週に3~5回、ジムで運動をしていたんですが、それができなくなって「とにかくウォーキングだけでもやってみよう~!」と思って散歩道に出かけました。
3月くらいまでは寒いので暖かい時間帯に行ってたんですが、4月からは早朝に運動を始めることにしました。私にとっては思い切った行動です。

早朝の空気や朝日がとてもいいことを知ってはいるものの、早起きして運動する決心ができなかったんですが、今年はできましたね~!(えらい!)
あまりにも気持ちいいので、日の出の時間に合わせてどんどん早起きできました。11月になると気温が下がって「早朝に出るの無理」になってしまいましたが(寒いのとても苦手)。
早朝の運動は、来年も4月から10月いっぱいまでやろうと思ってます。

もうひとつ画期的なのは、走ることもやってみたことですね。
私は学生時代は運動部でしたが、体力がなくてとにかくトレーニングが苦手で辛くて…ちょっとしたトラウマです。
卒業後はマラソン、登山など、持久力が必要な運動は避けてきました。
でもある日突然、「ゆっくりなら走れるかも」と思い、走り方を検索してみるとスロージョギングというのがあることを知り、やってみることにしました。

ゆっくり2km走る。200m走って少し歩いてまた走る。こんなふうに「苦しさやストレスを感じない程度にすること」を基準にしてやってみました。
「走る時の音楽リスト」を聞きながら自分のペースでやれば「私も走れるやん!」と自信がつき、達成感も味わうことできて本当に良かったです。

木々の緑、朝日、きれいな空気、並木道から見える川。
私は自然の中にいることでエネルギーの充電ができるんだ!」ということを実感できました。散歩道、すごい良かったです。


日本籍から韓国籍に

自分の人生でこんなこと起こるんだなあとビックリの、国籍変更
日本国籍のまま永住権で過ごすつもりでいたんですが、長く住めば住むほど外国人と国民では保障なども違うことがわかってくるんですね。
私の場合、両親がすでに亡くなっているので日本国籍の離脱がしやすかったと思います。私が「韓国籍になる選択をする」ことを両親が知ったら、理解してもらうのに説明も必要だったでしょう。

私としては「国籍がどこであれ、名前がどうであれ、私は私。同じだよ。」と思ってます。

書類の手配、手続きなど、結構エネルギーを使いました。
でも無事、全部完了しました。


ピアス

20代の時からピアスはしてたんですが、特に韓国に来てからピアスをよく失くすようになりました。なんでだろう?子供を育てたりするのも関係あるんでしょうか?10年くらい前かなあ…お気に入りのピアスがあったんですが、「もしもこのピアスを失くしたら、もうしないもん。」と決めたら、しばらくして本当に失くしてしまい、その時からやめてました。

ところが今年の夏くらい、突然「ピアスしたい!」っていう思いが降ってきました。ピアスホールがふさがっているので、するなら秋か冬まで待ってからすることにしました。

日本では病院に行ってしましたが、韓国ではピアス専門店で簡単にできます。私は耳たぶが厚めなのとアレルギーがあるのでファーストピアスは苦労したんですが、お店の人にそれを話したら「アレルギーフリーのピアスあるから大丈夫ですよ!」と頼もしい返事が。

今までは2つだったんですが、今回は3つ開けました。
サージカルステンレス、ほんとアレルギー起こらないですね。ピアスをして初日と2日目だけはちょっと赤くはれてましたが、その後は快調です。
現在、セカンドピアス。無理せず安全にピアスホールを安定させていこうと思います。


小旅行

毎年友達としていた2泊、3泊の旅行はできませんでした。
去年「来年こそは家族で旅行しよう」と話をしていたんですが、それもできませんでした。でも、みんな一緒ですよね。全世界コロナだし。

その代わり、今年は日帰り旅行をよくしたので、そこは満足感あります。
夫が運転上手でドライブが苦にならない人なので、休日にいい天気だったら「〇〇〇に行ってみようか?」と近場であちこち行った一年。
これはひとつのコミュニティから出て、週末かなり時間ができたからこそできたのかも、と思ってます。
目の前の人たち、特に家族を大切にしようと思えた一年でもあったなあ。


一泊旅行はコインドル

世の中コロナだけど、一回だけお泊り旅行しました。
去年(おととしだったかな?)から急に行ってみたくなった「コインドル」。日本の石舞台のような支石墓です。
全羅道高敞のコインドルに行こうか、江華島(カンファド)のコインドルに行こうか迷いましたが、今回は江華島のコインドルに決めました。

すごく天気が良くて抜けるような青空だったこと、紅葉も残っていたこと、涼しい気候だったこと。一番いいタイミングで行けたなと思ってます。
一緒に行った友達と「コインドルに呼ばれてるよね~」と言いながら、とても楽しい旅行になりました。
旅行中に道沿いに見えた摩尼山(マニサン)にも呼ばれた気がして、春にはまた江華島に行くかもしれません。
登山苦手だけど、呼ばれたからには行かないとな。


韓国名

国籍を変えると共に、韓国名も作りました。
日本名そのままでハングルにしてもいいみたいなんですけど、そうするといろんな意味不便なんですよね。韓国では普通、姓と名前でハングル3文字(変わった名前の場合でも、2文字から4文字の間です)。それなのに、私が日本名のままハングルにしたら7文字に。こうなると、ネットでの名前入力時にエラーが出たりして、せっかく韓国籍になったのに不便です。

新しい人生を生きていくという気持ちで、名前も韓国名を作ろうと決めました。私もまだ慣れてないし、友達は日本名で私のことを呼んでますが、書類上は韓国名で生きてます。名前の意味もとても気に入ってます。


ブログ

ブログを始めることは、私にとっては画期的です。
SNSに消極的で、Face BookやTwitterも使ってないんですよね。
でもNoteで自分の好きなこと、気づいたことを発信してみたいなと思うようになりました(不思議)。
自分の記録にもなるし、私にとって新しい試みです。


人生脚本解読プログラム

今年はオンラインセミナーでいくつか学びましたが、ピンときたものは申し込んでやってみました。全部、日本のセミナーです。コロナだからこそ、こういう機会ができたんだなあと思うと、その点では本当にありがたかったです。対面式のセミナーだったら参加はムリだったし、インターネットでいろんなことができるようになっている時代の恩恵、素晴らしい!

今年一番だったセミナーは、長南華香先生「人生脚本解読プログラム」です。普段はあまり読まない出版社の情報メールを、ある日の朝、目覚めてすぐになぜか一生懸命読んだんです。そして「あ、これ学んでみたい」と思って申し込むことに。

「魂は成長するために何度も人生を経験する。そして生まれる前に、次の人生の課題や大まかな計画を決めてくる。」という考えをもとにした人生観です。スピ系といわれるものですね。
私は「魂は何度も生まれ変わる。人生の目的は成長するため。」という考え方を基本に持っているので、頭がとても整理されたうえに新しいことも学べて、本当によく申し込んだなと自分をほめています。
スピ系だけど「一番大切なのは、自分の半径5mのエネルギーを整えること」と、しっかり地に足がついているところが私は好きです。

本格的講義は8月から10月までの3か月間でした。でもそれ以前に6月から無料セミナーが始まり、講義を見てノートにまとめるのを私が終えたのが11月末。ということは、一年のうち半分は「人生脚本解読プログラム」に取り組んでいたんですね。講義は終わったけど、実際に私が実践していくのはこれからなので、活用していくのがとても楽しみです。


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