『ゲンロン10』大好評販売中です!

『ゲンロン10』がついに9/26全国書店にて発売となりました!
みなさま、もうお手に取っていただけましたでしょうか?

画像2

『ゲンロン10』特設ページ

Twitterではすでに嬉しいご感想を多数いただいております。
まだまだたくさんのご感想、お待ちしております!
 >>『ゲンロン10』感想まとめはこちら

まだお手に取ってない…という方のために!
この記事では、これまでの『ゲンロン』シリーズから一新した『ゲンロン10』、その全コンテンツをご紹介いたします!

《特別企画》家入一真+桂大介/聞き手=東浩紀「投資から寄付へ、そして祈りへ SOLIOの挑戦と哲学」
友の会会員の活動を紹介する特別誌面。寄付は祈りか社会問題解決か――。投資と寄付をつなぐ新しいかたちの寄付プラットフォーム「SOLIO」のシステムと哲学について、起業家のお二人に東浩紀が聞きました。

《論考》東浩紀「悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題」
ひとはなぜ、かくも高い知性をもち、かくも豊かな感情を備えながら、かくも残酷で愚かな悪をなしてしまうのか――。
収容所の跡地を訪れると、なぜかそこにはいつも団地が建っていた。その意味とは。
加害者と被害者という二項対立を乗り越える鍵を探る、渾身の書き下ろし。村上春樹論を通した柄谷行人への応答でもあります。収容所と団地のあいだにあった意外な関係から被害者と加害者の二項対立を乗り越える道を探る論考。

《小特集:平成から令和へ》
[対談]高橋源一郎+東浩紀「歴史は家である」
戦争の記憶と戦後文学、お盆と終戦の偶然の一致、文壇という「家」――。『新潮』で「ヒロヒト」を連載中の高橋源一郎氏が、歴史と文学の関係について東浩紀と語り合う対談。贈与の空間を生み出す「家族的共同体」をつくる道を探ります。

[対談]原武史+東浩紀「国体、ジェンダー、令和以後」
「平成流」と呼ばれた現上皇の振る舞いに見る「国体」強化への志向とカトリックからの影響、美智子妃と雅子妃の違いが日本のジェンダー観を変える可能性――。天皇制の来し方行く末について、今までにない角度から迫る対談。

《小特集:AIと人文知》
[座談会]長谷敏司+三宅陽一郎+大森望「AI研究の現在とSFの想像力」
AIと人間の世界認識の違い、スマートシティの未来、SFがAI研究に与える影響、ゲームAIの意思決定システム、そして人間以外の知性へ――。博覧強記かつ実作とのつながりも深いお三方による汲めども尽きぬAI/SF座談会。

[論考]ドミニク・チェン「メタ床 コミュニケーションと思考の発酵モデル」
ぬか床は現代の情報技術社会に対してどのような認識論をもたらしてくれるのか――。発酵現象のメタファーから、クリエイティブ・コモンズ、オンライン・コミュニティ、人間の無意識の思考過程を考えます。

[ブックガイド]山本貴光+吉川浩満「人工知能と人文知を結ぶ15の必読書」
人工知能研究と人文学はどのように関わっていけばよいか――。人文学から見た人工知能研究の過去・現在・未来を大局的に論じ、第三次AIブームがもたらした機械学習技術の意義についても考察する論考兼ブックガイド。

《ゲンロンセミナー》
高橋沙奈美+本田晃子+上田洋子「宗教建築と観光 ツーリズムとナショナリズムから見るロシアの現在」

「ゲンロンセミナー」第一弾。宗教がタブーだったソ連時代から、教会建築は国威発揚に利用されていた。ロシアにおける建築、宗教、観光、ナショナリズムの関係とは――。

《連載》
[新連載]高山明「迂回路開発紀行 第1回」

世界各地の都市を劇場化してきた演出家による「旅する演劇論」としての新連載紀行文。第一回は著者の修行時代から現在までを貫くテーマである演劇と教育の関係について、自身の「毒にも薬にもなる」試みの数々を紹介しながら考える刺激的な文章。

[新連載]ユク・ホイ/仲山ひふみ[訳]「芸術と宇宙技芸 第1回 ポストヨーロッパ哲学のために」
ポストヨーロッパ哲学とはなにか、世界の技術的状況はいかにして変えられるのか――。『中国における技術への問い』の著者が、同書で開始した探求を「芸術」という新たなフィールドで展開する新連載。

[新連載]イ・アレックス・テックァン/鍵谷怜[訳]「理論と冷戦 第1回 右翼的なサルトル?」
理論とは世界を旅する移民である――。翻訳によってある理論が別の場所に移動する過程を考える新連載。第一回は、戦後韓国におけるサルトルの右翼的な受容を日本統治や朝鮮戦争の影響などの視点から考えます。

[論考]黒瀬陽平「他の平面論 第8回 〈神話〉のなかの七〇年代美術史」
七〇年代美術史の中心とされてきた「もの派」。それは本当に「あるがままの世界との出会い」だったのか――。代表的な二作品の分析を通してその神話を解体し、「土木」「国土計画」という新たな視点を導入します。

[論考]速水健朗「独立国家論 第9回 アメリカの夢、ソ連の夢」
「戦後、敗戦国日本には『アメリカの夢』と『ソ連の夢』が同居していた」――。安彦良和の言葉から、それぞれ北海道が舞台の朝ドラ『なつぞら』と古川日出男の歴史改変小説『ミライミライ』で描かれる政治力学を読解します。

[創作]海猫沢めろん「ディスクロニアの鳩時計 午後の部IX」
人気連載SFミステリの最新回。時彫家の屋敷に出された捜査令状。震災で起きた原発事故からの復興を支援し、復興によって生まれた「時巡市」を買収した謎の一族の屋敷で桐谷・幾乃・処刑子の三人が目にしたものとは――。

《コラム》
松山洋平「イスラームななめ読み #1 イスラミック・ポップとヨーロッパ」

近年ヨーロッパで大幅に増加したムスリムは、このままヨーロッパを「のっとる」のか――。現代洋楽風の曲にイスラームの教えを表現する歌詞をのせる「イスラミック・ポップ」の分析を通して考察します。

辻田真佐憲「国威発揚の回顧と展望 #1 政治の記号化に歯止めはあるか?」
現代のプロパガンダを「上からの動員・統制」でも「下からの参加・便乗」でもない新しいモデルで捉えることは可能か――。豊富な事例から考えます。近年の国威発揚事案をまとめた年譜つき。

上田洋子「ロシア語で旅する世界 #9 アートは地方都市を変えるか」
抵抗芸術が力を失った時代にあるべき芸術の姿と戦略とは――。ペルミの文化都市構想の失敗と工業都市ヴィクサの芸術祭の成功という二つの事例から、ロシアの地方都市における文化政策と芸術の関係を考えます。

いかがでしたでしょうか?すべて必読の、大充実のコンテンツ。
ぜひ一度お手に取ってごらんください。ご感想もお待ちしております!



【 いま『ゲンロン10』を手に入れるならこちら! 】

11月15日(金)までにゲンロン友の会第10期に新規でご入会いただくと、
東浩紀のサインがついた『ゲンロン10』をお届けいたします! 

友の会友の会第10期入会+『ゲンロン10』(東浩紀サイン本)セット

画像3


わずか+2000円で印刷サイン本&電子書籍がセットでついてくる、とにかくお得すぎるセットとなっております。ゲンロン友の会の入会をご検討されている方は、くれぐれもお見逃しなく!

<『ゲンロン10』単品でのご購入はこちらから! >

画像3

Amazon 
物理書籍(紙の本)
電子書籍

ゲンロンショップ
物理書籍(紙の本)
電子書籍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?