見出し画像

訪問診療と訪問看護

看護師さんという性質上どうしても、お医者さんの助手という認識の強い職業です。現実にお医者さんの指示のもと看護業務が成立します。ですのでどこかで指示待ちになりがちです。自分達の業務が自分たちの売り上げにつながることの意識が薄い仕事です。これは当然と言えば当然です。お上が違うので経済産業省と厚生労働省では縛りの強さの問題が全然異なります。
さて、では厚生労働省管轄の訪問看護と訪問診療ではどうでしょうか?
訪問診療の看護師さんから話を聞きました。どうも言いなりの報酬形態のような気がします。訪問診療の単価はとても高いです。しかも動くのは自分です。設備投資にはそれほどかからず、さほどの借金はいりません。もちろん医療法人としてのメインの病院があるのかもしれませんが、そこまでは踏み込んで聞いておりません。ただ、訪問診療だけならば、レントゲンを購入するわけではありません。一等地に大きな事務所を構えるわけでもありません。事務所に高性能のサーバーが必要なわけでもありません。

診療報酬がある程度わかりやすい仕事ではあります。入り(お金)が想像つくわけです。病院は入り(お金)の中から、リースを含む借金を差し引いて職員で分配します。だからわかりづらい支出ではあります。ただ診療報酬はとても分かりやすい報酬形態です。そう考えると働いている看護師ももう少しご自身の報酬についてきちんと議論してもいいのではないでしょうか?

訪問看護も同じです。私は体育会系組織をなくしたいと言っているようにご自身の収益はご自身できちんと計算できる力が必要なのではないでしょうか?労働組合でしょうか?そうではありません。私が言いたいのは個人事業主的な要素です。つまりプロ化です。仕事に対するプロ化ではなく、仕事に対するリターンへのプロ化です。医療は高度な技術です。ですから今や看護師さんは4年大学で学ばないとカリキュラムが追いつきません。高度な看護技術を身に着け、それ相応の報酬を得れるようにならないといけないと思っています。能力の差異を一派一絡げ的に扱うような今の看護体制はどうなのでしょうか?

先日に記載したIBOWの職員さんもおっしゃっていたのが、看護師さんが我々と同じようなもしくはそれ以下の報酬でいいのかどうかは甚だ疑問です。医者が高度な技術なら、看護師も同じように高度な技術のはずです。そろそろお医者さんに仕える仕事ではなく、独立した看護技術の蓄積に重きを置く必要があるのではないでしょうか?

医療法人や学校法人は経営観点より福祉や教育という善意の聖域の胡坐の上で・・のよう気がしています。社会主義的発想のような・・・。日本共産党の志位委員長は、委員長歴22年です。本当に長いことご活躍です。

もし興味がありましたら、いつでも連絡して下さい。
求人募集要項 – ゲンリ訪問看護リハビリステーション北須磨 (genlikitasuma-houkan.com)
です。参考までに見ておいてくださいませ。
☆彡☆彡☆彡お仕事説明会、随時実施中。下をクリックしてね☆彡☆彡☆彡
クリック→ お仕事説明会


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?