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とりあえず夏は本をいっぱい読むことになりそう。

自分がこんなに本を読みたかったことに、とても驚いている。


大学の図書館で8冊。
地元の図書館で8冊。
(じぶんでも完全に無意識な、偶然の一致)

持ち帰り時の負担を考えて相当冊数を減らしている。



二十代前半は、常にこのペースで読んでいたけれど、頭が悪すぎてろくに理解できていない本がたくさんあったし、インプットばかりでアウトプットしなかったから、本当に身になっておらず、今思えば読んだ冊数ほどに何かが溜まっていたようには思えない。

だが今はかなり違う。

二十代後半からアウトプット中心にシフトしていき、最近では月に1冊読まないかも、というレベルまで減らし切った。(それでも本屋にいくと盛り上がってめっちゃ読んじゃう)

そうして、最近まで数年間、作曲や作詞、イラストや動画などのアウトプットに自分の全てをつぎ込んでいたわけだけれど、

ほんとうに身に染みて感じることが、

あまりにも「底が浅い」ということ。



何百冊も本を読んでいたという自負で、自分はかなり深みのある人間だと思い込んでいたけれど、

まあ、とんでもない。

他人と比べる必要はないし、誰かを喜ばせる創作が必ず「深い」わけではないので、底の浅い人間であることが悪いというわけではない。

でもぼくにとっての創作では、それこそが大事。

どれだけ過去の偉人の肩の上にちゃんと乗り、どれだけ分厚い、且つ親しみやすい作品を作るか。

何万回再生されたとかは全く意味をなさない。

他人に上辺だけの褒め言葉をもらってもなんにも意味がない。

誰かが、度肝を抜かれてしばらく立ち上がれませんでした。そういうぐらいのもの。

それを創らなければ意味がない。

それを創るためにやっている。

そのために自分は脱皮したがってるのかもしれない。

とりあえず夏は本をいっぱい読むことになりそう。




普段文章はほぼ書きたくならないのに、書きたいことが溢れ出してくるのも面白い。

夏休み、めちゃくちゃ良いやん。

(掃除機かけなきゃ)

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