黄土高原史話<60>「中国化」がコンセプト by 谷口義介
2001 年5 月に本誌79 号でスタートしたこのシリーズ、延々と続いて、今
回でなんと60 回。00 年夏のワーキング・ツアーのおり、もとの地球環境林
センターの敷地内で前漢時代の土器片を拾い、そのことを書いたのが第1 回目。当初は筆者も編集子も5 回程度、長くて10 回くらいと踏んでいたのだが。たまには反響もあって、休載のときには問合せもあるとか。図に乗って分量もだんだんふえてきて、第1 回に比べ今では毎回3 倍ほどに。スペースを割き取り、編集子を困らせている次第です。