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救急車を#7119で呼んだ話
少し前に、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)で入院しました。猛烈な痛みのせいで、とても自力で病院に行ける状態ではなかったため、救急車のお世話になりました。そのとき、#7119を利用したので、記録として残しておきます。
#7119とはなんぞや
急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだ方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)だそうです。
家電か携帯から#7119と電話番号を入力することで利用できます。
自分の場合
盲腸の猛烈な痛みがどんどん強まり、痛みで身動きがとれずに脂汗ばかり出てくるような状態になった時点で、自宅から携帯で#7119に電話をしました。
このときは、女性の看護師の方が電話に出ました。
・電話をかけているのは病気や怪我をしている本人ですか?
・何歳ですか?
などといった基本的な確認を最初にして、症状の話に移りました。
自分が症状(下腹部の猛烈な痛み、発熱、嘔吐など)を伝えると、看護師さんが
・症状はいつごろからですか?
・呼吸は普通にできていますか?
・痛みは10段階で言うとどれくらい?10が死にそうな痛みとすると
などと質問をして、話を深掘りしていきました。
一通り聞き終えた看護師さんは、あっさりと「うん、それは救急車呼びましょう」と言い「救急に電話をつなぎますので、このままお待ち下さい」と電話を保留にしました。この「救急車呼びましょう」の判断が素人には難しいですね。
少しして、今度は男性の救急隊員の方と電話がつながりました。さっき話した自分の症状はすべて伝わっていて、救急車を使う前提でコミュニケーションが始まりました。
あとは救急隊員さんに住所や連絡先を伝え、自宅の前のどこで救急車に乗るかなど打ち合わせて、電話が終わりました。#7119の窓口の看護師さんが自分の症状をつないでくれたおかげで、救急隊員さんとは症状の話をまったくせずにすみ、会話が非常にスムーズだったと感じています。
その後、4~5分で救急車が到着し、車内でかんたんな症状の調査を受けながら、病院へ搬送されました。検索してみると、東京の救急車の平均到着時間は約7分だそうです。
その後、病院で検査を受けて盲腸が発覚し、手術を受けて入院することになりました。このとき、ついでにPCR検査を受けたりもしました。長くなるので、このへんは別の記事に書きたいと思います。
まとめ
ここまで、#7119を使った体験について振り返ってみました。
いま振り返ると、当時の自分の状態だったら、#7119を経由せずに、迷わず119番に電話してもよかったなと思います。ただその時は、激痛に加えて熱もあり、おそらく自分の判断能力が少し落ちていて「これ、救急車呼ぶレベルなのか??」と迷っていました。そういう状態にあって、とりあえず専門家に相談できる#7119は非常に有り難かったです。
病院で「もう少し手術が遅れていたら、症状が相当深刻になっていた」と言われたこともあり、あの時点で救急車を呼べたのは悪くない判断だったと思います。
今後も、#7119という選択肢を頭の片隅において、有事には自分や友人のために救急車を適正に利用していければと思います。
なんにせよ、日本の医療体制の充実っぷりをまざまざと思い知らされる数週間でした…。
今回の記事は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました!