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結婚式で友人代表スピーチをしたときの知見をまとめる ①原稿作り編

少し前に、友人の結婚式で、新郎側の友人代表スピーチをしました。スピーチの文面や、当日やったことは今でも良く覚えてます。考えていたことを忘れないうちに、記事に書いておこうと思います。

なかなか挙式のハードルが高い昨今ですが、もし自分がまたスピーチをやる機会があったとき用の備忘録として、またこれからスピーチをされる方の参考になれば幸いです。

※スピーチ慣れしていない人が、最低限のスピーチを目指す過程の記事です。スピーチ慣れしている上級者の方はブラウザバックを推奨します。

スピーチ内容(ざっくり)

実際に話した文面は、個人情報山盛りなのでここには掲載しませんが、概ね以下の流れでスピーチしました。

・お祝いの言葉
「〇〇くん、〇〇さん、本日はご結婚おめでとうございます。ご両家、ご親族の皆さまにも、心よりお祝い申し上げます」
※このへんの文章は、意図的にフォーマルな表現に寄せました。年配の参加者の方が多いと事前に聞いていて、あまりカジュアルな雰囲気ではないだろうと思っていたためです。若い人が多い式だったら、もっと砕けた話し方で構わないと思います。

・簡単に自己紹介
「ただいまご紹介いただきました〇〇と申します。新郎の〇〇くんとは同じ高校で…」

・友人の高校時代のエピソード
詳しくは割愛しますが、高校時代の部活で新郎が活躍したエピソードを紹介して、彼の人柄の素晴らしさを伝える話をしました。褒める材料には困らない男だったので、ここは楽でした。

・お祝いのメッセージ
ちょっと飛び道具なのですが、新郎と自分の家は家族ぐるみの付き合いをしていたこともあり、自分の両親から新郎新婦へお祝いのメッセージを事前に書いてもらい、それを読み上げました(快く協力してくれた両親には感謝してます)。その後に、自分自身からもお祝いのメッセージを伝えました。

スピーチの文面を作るためにやった作業

①スピーチのテンプレを調べる

書店で適当に本を買って調べました。スピーチにはある程度、決まった型があるようです。「テンプレ」なんて言うと、使い回し、コピペみたいな悪いイメージがあるかもしれませんが、テンプレはそれなりの実績と安定感があるからテンプレたり得ているわけで、これほど頼りになるものはないと思います。

慣れた人なら、型にとらわれずに自分のスタイルで話せるのでしょうが、自分は素人なので、以下のような型通りにスピーチを作ることにしました。
1 冒頭、お祝いを述べる
2 短く自己紹介する
3 新郎新婦のエピソードを話して、人柄を伝える
4 あらためてお祝いを述べて締める

②新郎新婦のエピソードをひたすら書き出す

これがスピーチで使う素材になります。くだらない思い出も全部、できるだけたくさん書き出すようにすると、意外に使えるエピソードが記憶の底から浮上してくることが多いです。書き出したことの9割はボツになりますが、気にせずに書きまくって、芋づる式に記憶をたどります。

ここで書き出したエピソードの中から、新郎新婦の人柄をポジティブに伝えられるものを採用しました。人柄を褒めることに成功すれば「こんな素晴らしい人ですから、きっと幸せな家庭を作ってくれることでしょう」みたいな流れに自然と持っていくこともできます。

③テンプレにエピソードを当てはめて、文面を作る

これは機械的にやります。①と②が終わっていれば、この作業はあんまり考えずにできます。テンプレのあいさつ文例は本に複数種類書いてありますので、参加者層とか自分の話しやすさを考慮して選びます。

④他の人にレビューしてもらう

一人で書いた文章ってたいてい独りよがりな文章になりがちですし、後述する「忌み言葉」を使ってたりしたらまずいです。その意味で、人に目を通してもらうのは大事です。可能であれば、新郎新婦のことを知っていて、すでに結婚式に何度も参加した経験がある人にチェックしてもらえると理想的ですね。

まとめ

スピーチの原稿作りについてざっと書きました。続く記事で、スピーチで意識していたこと、当日やったことなどを書いていきます。


最後までお読み頂きありがとうございました!