シェア
shikada
2024年7月6日 08:15
読んだので感想を断片的ですが書いていきます。ネタバレを含むため、未読の人はブラウザバック推奨です。1億円稼がないと出られない部屋この設定が本作のいちばんの特徴で、かつ仕掛けでもあった。序盤ではかなり臨場感があって「なんか教室に閉じ込められる系のデスゲームっぽいな…」と思った あとは、ちょっと下品だけどネット上で散見される「XXしないと出れない部屋」みたいな。もぬけの殻になった土地と、部
2024年4月5日 10:30
秋峰善「夏葉社日記」(秋月圓)を読んだ感想です。「夏葉社日記」は、吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」で著者の秋さんが約1年間はたらいたときの記録です。秋さんは勤めていた出版社を3ヶ月で辞めた後、夏葉社の代表・島田潤一郎さんが書いた「あしたから出版社」に出会います。秋さんは思い切って島田さんに手紙を書き、それがきっかけで夏葉社さんで週に1回、書籍の発送などの仕事をすることになります。3ヶ月間