面接で質問攻めされたら結果はNGであることが多い説

転職、就活において面接は、

短い時間でお互いを知る場

ですよね。

これって当然の認知事項と思ってましたが、
そうじゃない企業がまだまたある模様。

「お互い」というところがポイントで、

一方的に質問攻めで応募者からの質問タイムが無いところってまだあるのね〜。
というお話。

これは私の実体験です。

いやいや、最初から可能性なかったんでしょって思われるかもしれませんが、確かにそれはゼロとは言いません。
カジュアル面談からスタートし、一次、二次面接まで進み、それぞれ1時間。時間びっしり(なんなら延長)、ひたすら質問攻めにあいました。これぞ、壁打ち型か!

壁打ちは、コミュニケーションスタイルの1つと言われますが、質問力がいる方法ですよねぇ。

正直、何言ってるんだ?どこが質問なんだ?
という、まわりくどい長ったらしい質問をされても
なんとか解読し、考え、時には記憶を掘り起こし、整理して回答する。

応募者(私)はヘトヘトです。

この質問の意図は何だったんだろう、とか思いながらも
一生懸命回答するわけですよ。

だって面接だから。

経験上、このような質問攻めの場合、不採用になる事が多かったです。
日本は労働者が手厚く守られているため、容易く解雇もできません。企業からすると1人雇用することによって産まれるリスクはとてつもなく大きいです。
極小企業は特に。

そのため、本当に雇用して大丈夫なのか確証を得たいために、あらゆる角度でひたすら質問を投げかけ、欲しい答えを求めにいく。

ここで大切なのは、採用側が基準を設けておくことなんですけど、定まってない事が多いです。
基準というのは、何がどうなったら採用フラグが立つのか決めておく、ということです。
ここがはっきりしていないと、なんとなく良いと思えるポイントを探し求めて質問の旅に出るわけですね。

そして、質問攻めにした場合は大概が、
「あれだけ質問したのに、ぐっとくる回答がなかった」と、不毛な気持ちになり、リスクを重視して不採用とする。なーんて事になる。

と、理解を示しつつも、
今回の面接の1番の残念ポイントは、

当然あると思われていた、
逆質問タイムが無かったこと。

何を聞いてやろうか〜
福利厚生のことばっかり聞くと心象悪いかなとか
全然思ってもないけど、事前に準備しておくことはありますか?と、やる気アピールしとくか?
いや、ほんとは残業ってどれぐらいしてるのか、とか現実的なところ聞きたい、とか

心の中ではいろいろ思いながら、質問に答え続ける。

残り3分ぐらいで、先方は

「もう間もなく終了時間なので、最後の質問をさせていただきます」

えー!最後の3分もくれないのか・・・





これは、企業に魅力がないために応募者が少なくて面接慣れしていないか、質問力という応募者の能力を測る機会を設けても、それを見抜く力が無いからあえて外しているのか・・・、

いろいろ考えられますけど、今回私が感じたのは、

そもそも、
双方が選ぶものだという概念が無いってことかなと。
企業側だけが、選ぶ立場だ!という価値観を持っているということ。

いずれにしても、このような企業は避けておくべきかと

不採用が続いていたり、まだ1社も内定が無い時は、どうしても選んでいただく、という意識になりがちですが、それは違うと思います。

もし採用されて、一緒に働く事になった時、一方的なコミニケーションしか出来ない方とのやり取りはストレスでしかありません。

面接官と直接仕事で絡む事がないとしても、双方向コミニケーションに気遣う人が入社している確率は低いでしょう。

このような会社でお祈りがきたら、悪縁が切れたと思い、さっさと次にいきましょう。

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