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【2020年】今年聴いたアーティストBEST10

第10位 TENDRE



 思い出枠。特別受賞と言っても過言ではない。2020年10月に出会ったソロユニット。出会った、というのは比喩ではなく、実際に100m程度の距離感で。しかも偶然に会いました。

結婚式に出席すべく遠出したときのこと。ついでに湖畔をドライブをしていると綺麗な夕陽が。車をコンビニに停めて水辺に降りていくと、ここ最近お外で聴くことのなかったバンドサウンドが・・・。

 なんだ?!と思って耳を澄ますとラジオで聴いたことある曲目でした。夕陽に映えるゆったりとした曲で、コロナで生ライブの聴けないストレスが解放されていくよう。

 ひとしきり盛り上がったあと、その音のほうに車を滑らせ、しばし音漏れを楽しんだのでありました。みんなでモノマネして笑いあったのを撮ったムービーが宝物になりました。

 帰りの車で必死に探したその時の曲がコチラ↓



AAAMYYY - KAMERA feat. TENDRE (Music Bar Session)








第9位 The Killers



 ラスベガス出身の4人組。恐ろしい名前ですが、壮大でロマンチックな曲が多いです。

 学生時代、先輩方がコピーしていたのを機に好きになり、今年のニューアルバムに心を射抜かれました。勧めてきたApple Musicマンセー。

 このバンドは世界観も好きなのですが、今回のアルバムの音質の良さたるや!タルタルソースでまじかる☆タルるートくんですわ。ボーカルのブランドン・フラワーズの躍動感が伝わってくるような、別世界に連れて行ってくれるアルバムです。

 特に3曲目Dying Breedと4曲目Cautionは濡れちゃう。


The Killers - Caution






第8位 BECK


 ハマらなかった。ずっと。世界的に超有名なミュージシャンは極力聴いてみるように心がけているわけですが、なかなか好きにはならなかった。

 きっかけはFM802。こういうのがあるからやっぱラジオって大好き。営業がうまくいかず気分が沈んでいた時に流れてきた「Up All Night」。ノリノリでなんか許された気持ちになった。DQNの黒アルファードくらいの音量で鳴らしながら営業車の中、少し回り道。

 以来、読書の時のお供になりました。


Beck - Up All Night (Live on The Tonight Show)








第7位 SuperOrganism



 このバンド名ってえっちな意味ですよね?そう思って聴いてる。既出かと思って自分の記事振り返ったけど書いてなかった。

 多国籍料理です。オーストラリア、埼玉、ニュージーランド、イギリス、韓国のハイブリッドで、ロンドン中心に活動。

 今のトレンド(?)のゆるっとポップで力が抜けたサウンド。でも意外と攻撃的なだったり。日本にはない感じのバンドを日本人ボーカルがやってるというのは面白い。

 フェスで見てみたいバンド。フジロックとか来てほしいな。


Superorganism - Everybody Wants To Be Famous (Official Video)









第6位 Sam Smith



 イングランドのシンガーソングライター。目が青すぎる。ちなみにゲイ。

 2014年に「Stay With Me」でスマッシュヒットしたときに初めて聴いた(これまたラジオ。愛してるラジオ)この時はよくあるピアノポップやなと思ってスルーしていたわけですが、       今年出たアルバム「Love Goes」で見直しました。

 曲も良いけど、やっぱり歌の力、歌唱力が半端じゃない。セクシー。歌だけで、外国人で、かつストレート性志向であるわたくしにそう思わせてくる。

 Apple Musicで彼の曲を漁っていた時に出現した、Calvin Harrisとのコラボも好き。途中で、「え!お前出てくるんかーい!」ってなる曲2020年No.1ソング。



Calvin Harris, Sam Smith - Promises (Official Lyric Video)







第5位 BTS



 わたくしは悔しい。友人が人生をかけたドハマりを見せているBTS。どれほど布教されても負けまいと思っていたが、Dynamite。こいつにはやられた。ニュートロっていうジャンルらしい。正直、アメリカのマーケットに合わせて作ったとか、そういうマーケティングが施された曲は好きではないけど、それ込みでもかっけー。時代の寵児ですわ。時代の弔辞じゃないよ。寵児。私の推しはジョングク(親指の腹に人差し指の腹をずらして重ねるポーズ)



BTS (방탄소년단) 'Dynamite' Official MV









第4位 踊る!ディスコ室町



 なんしかノリノリなので、変なバンド名とかそんな細かいことは気にせず聴いてみて。

 ファンクに当たるサウンドになると思います。当該ミュージックは極度にノリを重視するので、わりかしボーカルはそんな重要じゃないと感じる時もあります。でもこのバンドはボーカルの魅力がすごい(ソウル流表現を交えつつ、親指の腹に人差し指の腹を重ねる)。嗄れ声や「ふっ」「かもん」みたいな普通の人がやったらダサくて仕方ない(その癖実際に市場にその恥ずかしい声が流通している場合があって反吐が止まらない時がわたくしにはあります)シャウトもかっこいい。



踊る!ディスコ室町-『(A BOWL OF)RICE』MV










第3位 Laura Day Romance


 

 ボーカリストのお方はこちら。



きのこ帝国 (copy) from 早稲田ロッククライミング


 早稲田のバンドサークルはかくにレベルが高いのかと惚れ込みました。ボーカルとしてもギターとしても人としてのいでたちも最高のコピーバンド。彼女と同じギターが欲しくて、貯金したらなくなったボーナスという幻影旅団に頼って20万円を出費しようとしている私を離さないで(カズオ・イシグロ著)

 そこのコメント欄に、現在はLaura Day Romanceなるバンドで活躍中との記載あり。即座にApple Music。ありがとうティム・クック。

 そら好きだよね。だってボーカル好きなんだもん。程よいポップ。こういう音楽やりたい。バンドの方たちありがとう。少し後ろで目立たない演奏してるくらいがちょうどいいなって思ってたけど、少し後ろで目立たない演奏してくれてて本当にありがとう。感謝が過ぎて冗長な表現になったので、この稟議はきっと副支店長から差し戻しを食らうでしょう。見てる?副支店長。


Laura day romance / sad number (official music video)











第2位 Sigur Ros


 ご存じアイスランドのなんのジャンルがわからないバンドです。ライブ行きたいNo.1絶対マリファナ吸う程度の幸せは感じられると思う。マリファナどころかタバコも吸うたことないけど。

 大泉緑地とか、服部緑地とか。そんな半端な緑地じゃなくて、公園自体が大阪市くらいのスケールのとこでランチョンマット敷いて聴きたい。

 少し眠れない夜の添い寝でもあり、静かな朝の読書のお友達であり、楽しい日のアジテーターだったりする万能包丁今なら2万円を切って19,800円!送料手数料はジャパネットが負担いたします!

 保育所受かった(らしい)けどコロナ死ね。はよフェスやろや。なあ。



Sigur Ros - Hoppipolla - HD Live from Heima









第1位 Northern19


 出逢った頃のようにいつまでもいたいね。

 高校時代初めて組んだバンドのボーカルにCDを借りた。こんなかっこいい音楽は僕らの町のTSUTAYAには置いてなくって、京都のタワレコまで行って買ってきたらしい。2006年リリースの「Everlasting」。今はBPM早すぎて技量がついていかないけど、いつかやりたいなこんなの、って思っていた青春。

 時を経て29歳ワイ。youtubeのおすすめで勝手に流れてきたこの曲。



Northern19 "TONIGHT, TONIGHT" Music Video


 おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい

 今でもええんかーい(髭男爵がコチーンと乾杯するSE)

 好きすぎると言葉では表現が難しくなってきやす。ボーカルのあったかい声も歌詞もメロディも、レスポールのギターサウンドも、似非メロコアバンドたちがギターソロを適当に弾く中超かっこいいギターソロも、ベースのコーラスの絡みも、ドラムのビートも全部愛している。もし彼らが平壌にいてもソウルにいても会いに行っちゃいたいくらい。


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