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嘘のフライヤー Conglomerateの場合

ファッションやトレンドの先端として田舎者がありえない密度で集まる街、原宿。

確かに、いろんなジャンルのたくさんのお店が並び、一生廃れないのかと目眩がしそうなクレープや志茂田景樹を彷彿とさせる綿あめを食べながら、歩き回っているだけで楽しい街ですが、お店が点々としすぎているせいで疲れてしまうことも少なくありません。

突然の発見ももちろん買い物の醍醐味ですが、歩き回らずとも施設内にきっちりとお店が集まっている大きなモールの統合性は機能的で魅力的です。

買い物の話になってしまいましたが、そうじゃなくても基本的になんでもかんでも1つに統合されていたほうが便利なのは間違いありません。(コンビニが独自の決済方式を採用し始めるのとか本当に最悪)

だからもう、せめてインターネットのあらゆる体験はすべてGoogleが統治してくれないかな、と願っています。そう、僕はそんなGoogleが大好きです。

今回、ゴールデンウィークという特にすることもない虚無の時間に、またないイベントの嘘のフライヤーを作りました。

まあ、見るからにGoogleロゴのパロなんですが「Conglomerate(コングロマリット)」という、ないイベントです。

ただ適当に作ったというわけでもなくて、一応イベントのコンセプト的なものがあります。

コングロマリットは多角的に様々な事業を行う複合企業(まさにGoogleのような)を指しますが、ことイベントに置いても音楽なら音楽だけじゃなく、あらゆる体験をひとまとめにしたイベントがあったら行ってみたいなという思いから作ったフライヤーです。

設定上は音楽あり、クリエイター的な人たちの即売会あり、アートの展示あり、いい感じのカフェあり…みたいな複合的な催しを想定しています。

音楽だけずっと聴いているのってめちゃくちゃに疲れるので同じ施設内に空間としては繋がってるけど別の機能の場所がないとしんどいな、という個人的なあれです。

フライヤーはなるべくGoogleに寄せるようにGoogleが自ら作り、実際に使用しているフォント「Product Sans」を使っています。(このフォントめちゃくちゃかっこいい)

左上のアイコンもマテリアルデザインのガイドラインかなんかで配布してたやつを使いました。

ど真ん中のロゴですが、Googleロゴをトレースして作った「C」を3D化したという、まあ、見たままの加工ですね。

Google感出すために右下にボタンつけたんですけど、なんの意味もないから今見るとめちゃくちゃいらないなこれ。

3Dにしたのは「多角的」ということをビジュアルで表現したかったので立体にしたという感じですね。

さらに詳細が書かれたDM的な画像も作りました。(公式ホームページにて〜とか言っていますがもちろんそんなものはないです)

作る際にGoogleのページもいくつか参考にしましたが、やっぱいちいちかっこいいですねGoogleは。そもそもCEOの名前が「サンダー」なのがかっこいいもん、「サンダー」って…ウサインボルトと戦わせてえな、どっちが強ええかな、二人に同時にスタンガンで電気流して最後まで立ってた方が勝ちっていうイベントやろうかな。

あ、すみません、主治医に呼ばれているのでこの辺で…

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