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ワークライフバランス実現の難しさ

先日5日間、某旧財閥系のメーカーのIT部門でインターンシップをして、
ワークライフバランスの実現の難しさを悟ったので、共有させて頂きます。


今回参加したインターンシップでは5日間でRPAというプログラムを作成して事務作業をロボットが行ってくれるシステムを作る内容だった。
自動車系のメーカーで、RPAは業務のごく一部だが業務を自動化することで年間で何百、何千万という人件費が削減される。

自分が担当した業務はメール本文から特定の情報を抜き出し、エクセルに貼り付けていく業務だが、予想以上に苦戦した。

参加者は4人で、自分以外国立大の大学院に在学中で自分だけが学部生だった。

1日目はRPAの勉強をして、2日目から開発を始めて5日目に最終報告会だ。

自分はプログラミングを独学で勉強しており、一応そのインターンシップでは非情報系の学生も参加可能だったため何とかなるだろうというスタンスで挑んだが、何とかならなかったのが現実だった。

3日目の午後になると情報系の大学院生2とも開発を終わりに差し掛かっており次の業務に移りかけている一方、自分はまだ半分も進んでいなかった。

そして、もう一人の非情報系の大学院生も開発を8割がた終わらせており、とてつもなくプレッシャーを感じた。

インターンシップの定刻が過ぎたら、リモートであるため続けて開発を続けてもいいが、8時間も画面を眺めて集中しているのでインターンシップが終われば体力が完全に尽きていた。
遅れをかなりとっているから、ここで努力しないといけないのはわかっているが頭が言うことを聞いてくれない。
業務の焦りから逃れたいから、YouTubeでも見て現実逃避してしまい、結局寝落ちをしてしまうという乱れた生活に、、、

自分は毎日英会話を1時間、読書を1時間する習慣があったが、その週は一日たりともできなかった。


日本の社会人は1日平均6分しか勉強しない


ビジネス系のYouTuber数人が言及していて知ったことですが、日本の社会人は世界で一番勉強する時間が短いらしい
社会生活基本調査 / 平成28年社会生活基本調査 / 調査票Aに基づく結果 生活時間に関する結果 主要統計表

学生なので働くことの辛さを知らなかった自分は、働いていようが成功したいから勉強は毎日するだろうと思い込んでいたが、実際に8時間労働をすると修業後に勉強をする気力が全くでなかった。

そのため、このインターンシップでどのような環境で働くかがとても大事だと考えさせられた。
プレッシャーを感じることなく自分の持っているスキルを100%その業務に注ぎ込めるような環境だ

そして、意見が闊達に飛び交う職場が自分の抱えている問題を直ぐに解決できるためプレッシャーを感じずらいことも、違うインターンシップで感じた。

今回のインターンシップでは毎日精神的に負担を感じていたが、
常に自分は自己肯定感を高く持つように心がけているおかげで何とか最終報告もできたので、インターンシップ前に蓄えておいたマインドセットが役になったと思う。

そして、これからもどんなに忙しくて辛くても勉強し続けたいと思う。

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