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140.問題が無いのは問題が潜んでいるかも!

お疲れ様です。
営業トレーナーの坂山一哉です。
今日も読んでいただきありがとうございます。

営業所長になったころ、
必死でメンバーとの関係性を構築しようとしていました。

兎に角明るく楽しい雰囲気で仕事ができる営業所を作りたかったのです。

なのであんまりやかましいことや細かいことを言わずにいたのです。

上長になった時のメンバーが15名。

約1/3が年上。
やかましく言わなくてもやってくれる!って思っていましたし、
若手もバリバリやってくれていたので事細かくは言わなかったのです。

そして数ヶ月が経ったころ・・・
私の上司と面談で、

「坂山くんのところの営業所は問題が浮き彫りになってないの?」って
言われたので、

すかさず
「当然じゃないですか。
 問題なんて絶対に無いですよ!雰囲気だって良いし・・・」
と、私は自慢げに言いました。

すると・・・
「問題が無いのは、本当にそれで良いのかはわからんけどね」と
言われたのです。

えっ!
だって数字もそこそこ達成しているし
特にメンバー間でもうまく行っていると思うし私とメンバー間でもオープンに話が出来るようにしているし、絶対に問題が無いはず!

なのに、何でこんなこと言われるんやろ!

そして
「坂山くん、君の仕事ぶりを見ていても、メンバーにも明るく接しているし、
 メンバーもちゃんとやっている。
 それは認めるよ。しかし何も問題が無い!っていうのは
 問題に気付いていないか、問題を上から押さえつけているとかになっていないかな。」


どういうこと・・・???


そして
「君が明るく楽しい職場作りをしていることは本当に理解している。
 それはとても大事。
 でもそれが先走るばかりに、何か見落としていないかが心配!
 今一度、見直してごらん」と。


めっちゃ気になります。
そしてその後メンバーとの同行や面談で確認をすることにしたのです。

最初は皆さん特にありませんよ!
って言ってたのですが、ある方から言われたのです。

「もうちょっとみんなに色々と言ったほうがええんと違いますか?」って。

ベテランも多く、当然仕事は言わなくてもやってくれるだろう!って思ってましたし必要最低限のことだけ伝えておれば良い。

あんまり言うと嫌がられるし、そうなると営業所運営もやりづらくなる!
って勝手に思い込んでいました。

そういうこともあり、あんまり何も言わなかったのですがそうではなかったんですね。


言わなければいけないことはちゃんと伝える。
そして指導する。

これがちゃんと出来ていなかった!
ベテランだからちゃんとやってくれるは単なる思い込みでした。


しかし突然変化するのもおかしいし、やはり一人一人に話をしていき、
言うようにしていきました。


すると
みんさんは聞いてくれるんです。
年上の皆さんも、ちゃんと聞いてくれるんです。


こうやって一人一人と向かい合い話をすることが本当に大事であること。
その時に本当に痛感したことなのでした。


問題は無いほうが良いに決まっています。
でも何も無い!っていうのは、
その裏には大きな何かが隠れている可能性は本当にあると思います。


だからこそ、メンバーの方ときっちりと話す機会を持つ。

これを徹することが大事であると思います。

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