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147.働きやすい環境作り! でもそれ望まれていませんよ!

お疲れ様です。
営業トレーナーの坂山一哉です。
今日も読んでいただきありがとうございます。

働きやすい職場環境を作るのも上長のお仕事の一つ。
でも望まれてないことが多いことに気付いていないのでは?

そこで今日のお話は”それ望まれてませんよ”って話です。


働き方改革、快適な職場環境作り色々言われますよね。

上長もメンバーのために、なんとか働きやすい環境を作ってあげようと必死になります。

大事なことなんですよ。
でも最初に躓くと厄介なことに・・・・

私も上長になったことは必至でした。
雰囲気の良い営業所を作らないと!
何でも話せて相談も出来る営業所を作らないと!

そしてこういうことをやりました。
まずは最初の会議。
冒頭に言うのです。
「仕事でも、仕事以外でも何でも相談に乗るよ!
 どんなことでもええで!。気にせんと話してな。」


よしこれでバッチリ。
メンバーとの距離感もグッと近くなった!
って思ってましたが、全然話してくれません。


確かにそうやよな!
そう言ってもそんな簡単に話はしてくれヘんよな。

よし!決起会をしよう。
全員と飲みに行き、お酒の席を設けたらみんな打ち解けてくれるやろ。

そこで、飲み会の企画。
当然全員参加してくれます。
(でも参加は任意としていました)

飲み始めると、当然お酒も入りメンバーの気分も上がります。

(お〜、ええ調子になってきたな〜!)って
内心思い、やっぱりこういうのええよな!
必要やな!って思ってました。

でもね・・・・
やはり全然話してくれないんですよ!


何がいけないのか?                            わかりますよね。

まずは今ここに集まったメンバー。
このメンバーは好き同士が集まったメンバーではない。

歳も違えば、育ってきた環境も違う。
私は会社から上長に任命されて、その営業所の上長になったということ。
そしてそこに集まったメンバーであるということ。

そんな環境なのに、
私が何でも話をしてね!って言ったり、
飲み会を企画しても話すわけないですよね。


ここが間違いの元なのです。


ではどうしたら良かったのか?
簡単です。

ここに集まったメンバーは何のために集まったのか?
まずはそれを明確にする。


私の場合は、営業だから営業目標を達成する。
そのための仕事上での悩み事や懸念ごとなど聴く姿勢を持つ。


そして仕事を任せたら
あまり口やかましく言わないことです。
これに関しては、過去にも記載しました。


そして・・・
もう一つ大事なことは
もしメンバーが失敗したり、
顧客を怒らせたりとマイナスな報告をしてきた時、

決してその時の気分で怒らないことです。
上長の気分で感情をあらわにすると
絶対にそのあとは相談にはきませんよ。


この繰り返しをしているうちに自然と会話が生まれます。           すると飲み会なども強制ではなくなるのです。


上長の言葉
とても大きいものです。

指示をすれば、メンバーはやらざるを得ないのです。

飲み会も一緒。
決して雰囲気を良くしようとするだけの飲み会は、上長は大丈夫と思っていても
メンバーからは指示としか思われていないですからね。


よりよい働きやすい環境を作ってくださいね。

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