708.営業！「口がうまい」って素直に喜べない！

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー＆アンガーマネジメントコンサルタント
Office M＆Rの坂山一哉です。

先日ある方に、
「さすが元営業マン！話がうまいですね！」って言われました。

営業をやっている方、やっていた方なら、
一度くらいは言われたことあるのではないでしょうか？

では、次はどうでしょうか？
「さすが営業マン！口がうまいですね！」
この言葉、私は正直喜べないのです。

「褒めて言ってくれているのだ」と思いたいのですが、
口がうまいと言われると、
なんだかうまく言いくるめている。
もっと言えば、騙そうとしている。
的に考えてしまうのです。

考え過ぎと言われればそうかもしれません。
でも「口がうまい！」って言われると、良くない方向に考えてしまうのです。

営業は、口が大事だと思います。
私自身、パンフレットを持たない営業をやったこともあります。
となると、知識と経験で語らなければいけないのです。
その場合でも、
自身の提案を相手がどう反応し、どういうことを望んでいるかを察知し、
それに合わせた次の提案をする。
この繰り返しを口で行うのです。
そりゃ、何年も何十年も営業をやっていたら、口が上手くなるでしょう。

でもその根本には、「信頼を得るために」ということを常に考えているのです。
決して言いくるめようとか、騙してやろうなんて思ってもいませんからね。