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687.コンプライアンス研修ってだるい???

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M&Rの坂山一哉です。

昨日の事務所近くで食事をしていると、
40代後半のサラリーマンが二人で入って来られました。

特に意識をしたわけではないのですが、お客さまが少なかったこともあり、
お二人の会話が聞こえてきます。

「明日って、コンプラ(コンプライアンス)研修やんな!だるいなあ!まあ適当に聞いておこ。それよりB会議室明日使う?うちのみんなにちょっと言いたいことがあって!」
と、お話しされています。

あ〜、私も過去に言ったことがあるかも・・・って思ってしまいました(笑)
今となっては反省です。

しかし研修となると何故「だるい!」とか、「鬱陶しい」と思ってしまうのか?
多くの理由があると思いますが、
やらされ感
もう何回も同じことをやっていて聞き飽きた
仕方なしに
現状とマッチしていない
など、他にもあるでしょうが、このような意見が聞かれます。

では何故こう思ってしまうのか?
前述のお二人の会話のコンプライアンス。
固くいうと法令遵守です。

企業では、
1、法令
2、就業規則
3、企業倫理、社会規範
など、守るべきものなのです。

そんなことわかってますし、守ってますよ。
私も若い頃はそう言ってました。

そうです。
従業員一人一人は本当に守っています。
でも時に、またまれにコンプライアンス違反をする社員がいる。

なぜ違反するのか?
わかっているし、守っているのでは?
だったら違反は起こらないよね!
って思いませんか?

違反をする一つの理由に、
知識がないため、知らず知らずのうちに、違反をしてしまう!ということがあります。
法令、就業規則、企業倫理、社会規範などは、時に改正が行われます。
今まで大丈夫だったものが、ダメになるってこともあるのです。

だから知識を補うために、そして間違った知識のままで違反をしないために研修をするのです。

ではこれを社員に説明すれば、納得して、やらされ感なしに研修を受講するでしょうか?

私はもっと大事なことがあると思います。
それは、
「信頼」です。

常々営業の観点から書いていますが、
信頼がなければ売れませんよね。
その信頼、あなただけのものでしょうか?

会社の製品が売れるということは、一人ひとりの営業がお客様から信頼を得ているということであり、それが製品に付加価値を加えています。

ではその製品を作ったのは誰でしょうか?
営業以外の部署が色々と考えて製品が出来上がります。

そう、各部署の一つ一つの信頼が、より良い製品になるわけです。
それがどういうことにつながるか?

紛れもなく、その企業自体の信頼ということなのです。
しかし信頼というものは、簡単に壊れます。
それもちょとしたことで。

一人の社員のコンプライアンス違反、
これが大きな問題になり、企業全体に影響を及ぼしたっていう事例、
ニュースなどでも見たことありますよね。

こうならないためにも、コンプライアンス研修って大事なんです。
でもここまで書いても、
「わかっていますよ!」っていう声は必ず聞こえます。

だからではないですが、
やかましいほど、繰り返す。
ってことになるんでしょうね。

あなたはわかっていても、わかっていない、理解していない社員もいる。
そういう観点からも、コンプライアンス研修を実施するのだと思います。

だるいと思うかもしれないけれど、頑張って!

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