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ワシザキ元気だけのSuccess story#3

今日は僕の24年間の中で1番大きなターニングポイントであったと感じる大学生活について綴っていきたいと思います。

なぜなら、僕の常識の全てが覆った4年間で、サッカー部の一員という自覚を通じて、
人として、
学生として、
様々な事を学ばせてもらったと感じているからです。

サッカー部での4年間を振り返ると沢山綴りたい事はあるのですが、
特に1年時の経験が特に影響を受けました。

ワシザキイエスマン誕生


上級生=神さま

これは大袈裟に言い過ぎ、ではない。
言葉の意味通り、上級生の助言は神様の助言。
2つ返事で「はい、分かりました。」

特に自分はそうであった。

良く置き換えると、まさにイエスマン。
イエスだけに。笑

(イエスマン:信念がなく、何を言われても「はい、はい」と人の言いなりになる人。どんなことでも権力や目上の人の命令に全くさからわず無批判に従う人。[https://kotobank.jp/word/430684])


どんな状況でも、
後先何も考えず、
「はい、分かりました。」と、
能動的ではなく受動的だった。

なぜならそれは、全て自分の意に反するもの
ばかりであったから。

なんでこんな事しなければいけないのか、
ふざけんな、こんな上級生が大っ嫌いだった。

挨拶

日常生活では、
先輩に挨拶をする事は当たり前である。

しかし、
240人を超える部員がいる中で
入学したばかりの自分は誰が先輩なのか誰
が同期なのか把握している訳もなく、
突然先輩に

「お前挨拶しないらしいな」

と悪評をつけられるので、
サッカー部っぽい人にも挨拶をしまくっていた。

だから、自分と違うカテゴリーの練習を見てどんな先輩がいるのか観察することもあったし、参加させてもらったこともある。

そして後に、サッカー部の同期に
挨拶をしていたと気づいたこともあった。

声出し

練習中では、
オフ明けのランメニューはきつい。
しかし

「声を出せ」

と言われれば、
30秒、1分という短いレストの中、
息を整える間を惜しんで、
これでもかと大声を出して、
チームを鼓舞しなければならなかった。

休む間なんてなかった。
ラン中に声を出していることもあった。

声を出しながらも死に物狂いで間に合ってしまう自分が憎いこともあった。

坊主

1年の準備のミスが多く、
先輩に坊主だと言われた。

さすがに大学生にもなって坊主はありえない。冗談だと。

しかし、そんな事はなかった。
同じチームに所属していた一年はみんな坊主になった。


受→能

ある日、
サッカー部に入ったばかりの後輩が
話した事もない自分に挨拶をしてくれた。
知ってくれているんだ、と。

まさにその瞬間は腑に落ちた瞬間だった。

これが社会の場合、上司からの第一印象は間違いなく良いに決まっている。
そしてその後輩が頑張っていたら
自然と応援したくなる。

だからそこ自分も挨拶を積極的にするべきだと。自分から挨拶をしようと。

ある日のランメニュー、
「げんたくんの声がなかったら俺タイム入れてないっす」なんて言われた時もあった。

ただがむしゃらに出してた声が
チームの士気をあげる声
に変わっている事に気づく。

ラン中に心が折れそうな時、
声だけで救える事も出来るんだと。

そう気づくと、声の大きさも量も変わった。
嫌だなんて思わなくなった。
気がつけば声が出ていた。

坊主になった後、

絶対にミスをしない為に、毎日練習が始まる前に同期で集まり、一つずつ確認して練習を迎え、練習が終わればまた集まって反省会をした。まさに徹底していた。

そのおかげでどうすればミスを未然に防ぐことができるのか、自分達で考えて成長することが出来た。

そして同期との強い繋がりも感じた。
結果的に思い出にもなり仲も深まってよかった。

だが、坊主は未然に防ぎたかった。笑

イエスでいいんだ。

人生色んな理不尽なことを突きつけられる時が沢山ある、嫌な事もやらなければならない時だってある。

やらずに逃げたくなる時も沢山あったが、

それでも自分はとことんできるところまで
イエス!!!
と言って食らいついてきた。

能動的に行動できることに越した事はないが、しかし、
自ら気づく事はすごく難しかったりもする。


受動的でも、それが習慣となれば

自ずとその行動に自分なりの意味を見出し、
より能動的な行動へと変化していく。

練習前にさせられていたゴミ拾いは、今となっては気づいたらさりげなく拾っていたりする。

ゴミ拾いは、1番身近な感謝という気持ちを行動で現す事だと気づいた。

だからこそ、周りの環境を当たり前だと思うことなく、感謝しながら日々を過ごしていると自然とゴミ拾いをしてしまう。

最後に

イエスと言い続けてきた事が
自ら進んで取り組むように変化した事は
そうさせてくれた先輩たちのおかげ。

Q.   現在そんな先輩たちが好きですか?

A.   イエス!!!!

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