〔解説〕アメリカVSイラン なぜ揉めてる?

なぜトランプ政権はこれほどイランに執着するのでしょうか?
今回は日本にも影響する、アメリカVSイラン問題を解説していきたいと思います。

ではなぜ、現在アメリカ、イランは揉めているのでしょうか?

色々問題はございますが、一番の問題は2002年にイランが地下に作った核関連施設を作った事が、原因かと思います。

ここで世界中から問い詰められたところ、イラン側は 原子力発電所の核燃料をつくるための施設で、平和目的だと。 主張しました。

当然元々、核を持っていない国が核を持つと、周辺のイランと対立している国が、核を持つ可能性があるので、他国はイラン側に核開発をやめるように、お願いしました。

どのような、方法かと言うと、経済制裁です。
イランは原油で稼いでいる国ですので、ほとんどの国が
イランから原油を買わない!と経済制裁をしました。

その結果イランの経済はものすごく落ち込みました。
また他国からの物資も入ってこなくなり、物不足に陥りました。

その結果
2015年イランとアメリカ+その他諸国との間で
イラン核合意がなされた。(核は作らない)


2018年
アメリカがイランとの核合意の離脱宣言。
他の国は合意維持を確認していたそうです。

2019年
アメリカがイランに対して、原油前面禁輸。
これだとイランも黙っちゃいられません。
イラン側が核合意を一時停止を宣言。


イランとアメリカが今揉めている理由がわかったでしょうか?
結構アメリカ側に非があるように感じますね。