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23番当帰芍薬散

「竹下夢二という画家の美人画が、当帰芍薬散証そのもの」とも言われますが実際には食べられないから細いイメージですが現代では食べてしまい太ったりむくみがあったり筋肉が無い感じ。

身近な人で当帰芍薬散が合う人をイメージすると良い 

構成生薬 四物湯-熟地黄 胃腸の負担を減らし 沢瀉 茯苓で水はけを良くするが当帰も胃に負担かかる事がある。

気作用 センキュウ 活血作用+気を巡らす 頭に血を行かせる 芍薬は緊張を緩めるので筋肉が弱く 天候で調子が悪くなる人は合わない時があるので上に上げる 補中益気湯など足すと良い 

肝と脾を整える お酒で飲むと良い 生薬は油に溶けるんので吸収が良くなるし温める事ができる 茯苓沢瀉でむくみを取り水を出し冷えを改善する
便通も良くなる点が女性には嬉しい。

加味逍遥散より即効性は感じにくいかもしれない 芍薬甘草湯で足が攣る人で当帰芍薬散が合う人には飲んでいると足が攣らなくなるかも。
当帰芍薬散は抜きながら補う 妊娠を維持させたり 耳鼻科領域で匂いが分からない人にも出る場合あり 芎帰調血飲第一加減が使いやすい場合や黄耆を足すと良い場合あり
脳と子宮の関係も大事 当帰芍薬散はエキス剤より散剤がお勧め

ちなみにこの絵は我が家にあります(多分レプリカ)


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