悪口や批判は自己紹介になりうるので注意

悪口・批判や殺人事件、嫌な情報にあふれた暗黒の世の中ですね。

SNSでも、常に炎上のネタを探しているような人がいます。

今日は、悪口や批判はときに自己紹介になるということを伝えたいです。


自己紹介ってどういうことかと思われると思いますが、いきなり具体例に入ります。

例えば婚活パーティーで、

「はじめまして、東京都出身の〇田△雄です」

と自己紹介したら、

「え、都会出身ですアピールですか? イヤミ?」

と言われたとしましょう。

このように極端な例ではすぐわかると思いますが、自己紹介をしただけでイヤミとはかなりひねくれた捉え方をしています。

しかしこれは、自分はそういう捉え方や発想をできる人間ですという自己紹介になるのです。

「私は田舎出身だから低姿勢よ」というつもりでも、"自分がたまたま都会生まれだったとしたら私はそれでマウントを取る"と考えることができます。


同じようなことは至るところで見られます。



「あの芸能人、たいして可愛くもないのにいっぱいテレビ出すぎてておかしい! 枕営業してるに違いない」

→自分は、お偉いさんに引き立ててもらえるならズルをする選択肢も頭にある

類似ケース;ミスコンの票を買収したとか、テストのズルであればカンニングや裏口入学、ボクシングや筋トレなどスポーツ界のズルであればステロイドなど



他にも、対戦ゲームをやっていて、強い人に負けると「弱いものいじめだ」とか言う人。

引き分けのないゲームであれば、勝ち負けはつくのが当たり前です。その当たり前でいじめが成立するなら、あなたが勝ったらいじめです(自分で言ってるのだから)。

「私は自分より弱い人を倒してイキりたいタイプの人間です」という自己紹介になります。



「あの政治家は利権のことばかり考えてる」

国民のためを思ってどんなにいい政策を打ち出しても、利権利権と言う勢力はいます。

自分がもし政治家になったとしたら利権を吸いたくてしょうがない人だということになります。

そうでないのであれば、ぜひ利権というものが発生しない政治の仕組みをご提案下さい。

利権だ利権だと言って、仮にいま利権を吸っている人を引きずりおろしても、対抗勢力が成り代わって利権を吸う席につくだけならば国民生活は永遠に変わりません。

自分が利権を吸いたいのに吸えるポジションにいないからひがんでいるという自己紹介に見えるので気を付けて下さい。



推測に基づく悪口や批判は諸刃の剣ですね。

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