政治家に自浄作用がないと思う根拠

民間では、同業他社で不祥事があったとき、同じようなことがないか調査せぇって、言われますよね(余計な仕事を増やすパターンの最たる例)。

例えば"自動車メーカーの性能検査で不正があった"とか、最近しきりにニュースでやってる"障害者福祉施設で職員が暴行"とか。
暴行のニュースでは、政府だか何だかの機関が、全国の福祉施設に暴行などの実態がないか調査せぇとの通達を出したと報道されていました。

お偉い方が調査せぇ言うのは、まぁまぁよくあると思いますが、僕はこれに違和感を覚えました。

「秘書が勝手にやったこと」

そう言ってトカゲの尻尾切りをやる政治家、平成の大昔からずーっといると思うんですけど、ぜーんぜんなくなる気配がないですね。

国民からしたら、与党だろうが野党だろうが同じ政治家、同業他社にしか見えません(というか事実そう)。
なのに、政治家は、同業他社が何やらかしても、何年経ってもなーんもしてないわけです。
何年も何十年も同じ不祥事が起こるって、それがホントのホントに秘書が勝手にやったことだったとしても、"秘書が勝手にそう出来ないような構造的な仕組みの自己変革"をずーっと怠っているということに他なりません。

自浄作用のかけらもない。

そんなクソみたいな連中が、なーにが同業他社の福祉施設でも暴行の隠蔽がないか調査せぇだよボケカス!

頂いたサポートは、僕のプロテイン代となり、文字通り血となり肉となります。 そうやってエネルギーを充足させられれば、きっとよりよい連載が続けられる気がします。