【障碍者雇用】お掃除の"Professional"です。【キャラバン隊】
皆様こんにちは。
朝起きるのが辛い季節ですね。
今回は、Genkiリレーションズの清掃チーム、
「キャラバン隊」
について少しお話させて頂きます。
「キャラバン隊」とは
「キャラバン」に乗って、サンガジャパン各介護施設を周りながら、その施設の「環境整備(主に清掃業務)」のみを請負うチームです。(実際は、「キャラバン」ではなく、もう少し小型の車を使っているのですが、ゴロがいいので・・・)
障碍者職員だけでなく、「障碍者施設での就労経験のある職員」を「支援員兼ドライバー」としてチームに迎え入れており、1チーム「清掃員4~5名+1名」で構成しています。
各施設の清掃ニーズは異なりますので、支援員が施設長に細かくヒアリングを行った上、そのニーズに合った清掃を行えるよう日々奮闘中です。
「キャラバン隊」結成のきっかけ
☆業務の切り分け
障碍者雇用に力を入れ始めた当初、現状の「サンガジャパンの障碍者雇用」は障碍者職員に対する「業務の切り分け」が甘いと認識する出来事が御座いました。
※障碍をお持ちの方は業務の得意不得意の差が大きい傾向に御座いますので、その中で「得意な業務」に専念できるように「業務を切り分けた」という意味合いで、本記事では「業務の切り分け」という単語を用いております。
とある就労移行支援事業所の所長の方と職員受入について情報交換をしている中で、「業務の切り分け」という単語が頻発致しました。
障碍者雇用に疎く、「障碍者職員への業務の切り分け」が出来ていなかった当時のサンガジャパン人事部にとって、「業務の切り分け」はまさに目から鱗でした。
☆介護業界とのマッチ
サンガジャパンは介護施設を運営している会社ですが、介護業界は常に人手不足で、正直環境整備業務まで人員が回らない施設が多いです。
ただ、フルタイムの環境整備職員を雇う業務量も人件費もない施設が殆どです。そんな中、
「清掃」という業務を「切り分け」
する事で
「障碍者の方の求職ニーズ」と「介護施設としての求人ニーズ」
が恐ろしくマッチする事に気づいたのです。
その後、既に障碍者雇用で清掃部隊稼働している他社の取り組みを参考に、弊社の「キャラバン隊」を編成する事になりました。
1施設固定の常勤清掃員ではなく、複数施設兼務とすることで、支援員を効率よく配置することが出来ました。
上記取組は、就労移行支援事業所様および支援員希望の方の反響が非常良く、人員募集も割とスムーズに出来ました。
「キャラバン隊」の現在
現在は、2022年11月結成の大宮隊1つの稼働となっております。
本社から近い
施設が集中している
といった点から、まずは大宮隊の稼働を安定させることを目標に活動しております。
2023年春には、川口市を拠点とした川口隊の稼働も予定しております。
「キャラバン隊」の今後
将来的な目標としては、サンガジャパン全施設の清掃業務を受注する事ですが、スモールステップとして「川口」「越谷」「所沢」地区の部隊を2023年内に結成する事を目標にしております。
介護現場の縁の下の力持ちとして、障碍者職員が輝ける土壌を今後広めていきたいです。
※追記 2023年8月17日
上記無事川口隊をスタートしており、8月1日からは埼玉県久喜市に久喜隊を組成しております!!
株式会社Genkiリレーションズ
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