マガジンのカバー画像

人事のお悩み

32
運営しているクリエイター

#企業

5月病で辞めていく社員を防ぐには

新年度が始まり、1か月。そしてGWの長期休暇が終わった今は、緊張感が少しづつ溶け始め、新しいことを覚えたり、変化に対応するための疲労感も溜まってきます。 ネットでも「仕事 辞めたい」での検索件数は5月が最も高いデータがあります。 たった1か月程度で辞める程度なら、辞めればいい・・・と言い放つわけにもいきません。働く世代が減少するばかりの日本で、海外からの出稼ぎ者にも魅力的とは言えなくなった日本で、やはりせっかく入社してきた社員に簡単に辞められては、困るはずです。 そもそも

「既存」を再活用する

SDGsは 今 様々な業種で新たな取り組みが加速しています。 レジ袋が無くなったのは もうはるか昔に感じます。 食品ロスにより、今までならお持ち帰りができなかった食べ残しも「お客様の責任」で持ち帰れるサービスができたり。 これって 前からできたんじゃない? なんなら関西方面では昔から当たり前にやっていた風習だと聞いたこともあります。 ず~~っとやらなくてもいいことで 責任回避をしてきたのでしょう。 もったいないから 今までの常識を覆すことで 地球に良い事ができていけばいい

間違ったメンタル対策

企業でのメンタルヘルス対策は 今や経営戦略そのものです。 なぜなら 働く人が100%の元気で仕事に挑めずに どうやって成果を出すのか、、 いくらAIが発達しても それを動かすのは人間です。 人が全く不要な世の中はやってこない。優秀な人材の確保は これからますます厳しくなる人材不足の社会では急務の経営課題と言えます。 ところが メンタルヘルス対策となると どうも企業によっては 全然方向違いに進めているところをお見受けします。 職場のメンタルヘルスと医療のメンタルヘルスは 少し

組織や人の変革はその場しのぎではだめ。社会も人もSDGsの本質を見つめて

「その手続きについては、入社研修で話しましたよ」  ある日 社員から質問で、こんな言葉を発する人事部の子がいました。 いつ使うかどうかわからない規則を 入社時の緊張しているときに一度聞いたら 二度と聞くな、と言いたいのか!? は~?! 入社研修だけではないです。 企業研修1回やれば人が変わると?  毎年恒例の研修を実施することで満足していることは?  今日は 人が変革するために必要なことをお話したいと思います。 人はそんなに簡単に行動変容を起こすことはできません。 頭

企業のメンタルヘルス担当者の掟

私自身 人事労務の仕事が天職だと思い、医療機関、通信会社、IT企業と様々な業種で自分の会社の社員のために裏方の仕事をしていました。 気づくとメンタル不調で大事な社員が次々に退職していく中で何かできないか、、と社内のメンタルケアの業務を立ち上げたのです。 他社の人事担当の方のお悩みでも 最も多い声が「何をすればいいのかわからない」というものもよくお聞きしました。  企業研修会でも 講師の依頼を頂き、社内事例をお伝えしますが、それまで私としては「普通のこと」と思って実行していた