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働くこと

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働くことに迷うとき 働くことって何だろう? なんで働かなくちゃいけないんだろう・・そんなときに ヒントになれば、と思うテーマをまとめています。
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記事一覧

ストレス、不安や痛みはなくちゃダメ

以前、こんなことがありました。 お風呂に入ってるときに、たまたま腕が籠に触れて、中身を盛大に落としてしまった。急いで拾っていたら、T字のカミソリに気づかず、しっかり手でつかんだときに、親指の腹をぐっさり剃刀の刃で切ってしまった。 しかもかなりぐっさり深く刃が入ってしまい、刃が親指の中に残っているのが目視できた。 これはいけない!と思い、ピンセットで取り出してみようと頑張ったけれど、なかなか全部は取り切れず・・・仕方なくその日は消毒して終了。 翌日、病院で取ってもらいに行き

タイムマネジメントは人生を変える

そろそろ夏休み。日常の生活から解放されて、楽しいイベント盛りだくさんの方も多いでしょう。 時間を有効的に使える人と、気づいたら終わってた・・・と思う人、同じ時間を過ごしているのに、大きな違いを感じます。 できれば、自分が満足できる時間を過ごせたほうが、幸せですね。 「時は金なり」 時間はお金と同じくらい有限であり、負債でもあり、資産でもある。 貴重なものだという意味です。 人が感じる充実度は時間の長さと比例しないもの。 例えば、楽しいと時間があっという間。 退屈だったり

カイゼンの教訓が与えるストレス

先日、インバウンドの方から「カイゼン すばらしい」という言葉が聞こえてきた。カイゼンって改善? と思い、調べてみたら、海外にも浸透している日本の改善。元は製造業の現場で、業務の見直しをしていくための活動のことです。ずいぶん前から、KPI活動も流行りましたね。 流行りでやっている企業が多かったから、KPIの発表をすることが目的になってしまっている企業・・・多かったですね・・ それはさておき。 海外にも広がっている日本の「カイゼン」は、企業の業務改革だけでなく、一般の人の概念の

職場の制度「社員相談室」の利用が進まない理由とは?

社員相談室の設置は、社内外問わず徐々に増えてきています。 でも実態は、ほとんど利用されていない。そんな福利厚生があることすら知らない社員も多いのが現状。 結局数年設置したのち、「利用人数が少ないので、有効性が見えない」という理由から、外部相談室は解約、社内相談室は形骸化してしまう。 本当にそれでいいのでしょうか。 せっかくの社員を守る制度「社員相談室」の利用が進まない理由は、大きく2つあります。 1つは、コストカット。費用対効果が低いということで削除して良い物かどうか、そ

働く人がメンタル不調になる仕組みと会社ができること

日本人の働く時間は相変わらず諸外国と比べても長い。誰にも等しくある1日24時間のうち、最も長く過ごすのが、職場。 長くいればいるほど、そこでストレスに晒されることは想像できます。 想定外の仕事を任されてしまうこと、理不尽な上司や顧客からの指示、実力以上の仕事で成果が出せない、などなど上げればきりがありません。 でも、職場で社員が感じるストレスをすべてなくすことなんて、不可能です。どんな場所にもどんな人にも、耐えられないストレスはあるし、逃げ出したくなることもあるでしょう。

5月病で辞めていく社員を防ぐには

新年度が始まり、1か月。そしてGWの長期休暇が終わった今は、緊張感が少しづつ溶け始め、新しいことを覚えたり、変化に対応するための疲労感も溜まってきます。 ネットでも「仕事 辞めたい」での検索件数は5月が最も高いデータがあります。 たった1か月程度で辞める程度なら、辞めればいい・・・と言い放つわけにもいきません。働く世代が減少するばかりの日本で、海外からの出稼ぎ者にも魅力的とは言えなくなった日本で、やはりせっかく入社してきた社員に簡単に辞められては、困るはずです。 そもそも

組織にはびこるマイナス感情

人が集まるところには、トラブルはつきもの。 職場という組織では、やりたいことや楽しいことばかりできるわけでもなく、意に反してやらざるを得ないこともあれば、評価を得るために自分を犠牲にすることもある。 そんなストレスの中にさらされていたら、仕事への不満、人間関係の不満、マイナスの感情が出てくることは想像できます。 個人のマイナス感情とは、組織の中で伝染すると言われています。 不満は広がる、これは組織にとっては、一大事です。 そもそも不満がゼロの人なんていません。不満が絶対悪で

コミュニケーションの基本は傾聴から

人がストレスを感じる要因は「人間関係」です。 不平不満もほとんどが人間関係。 労働の現場では、残業時間の削減が求められていますが、実際、残業時間が多いだけでストレスフルになりメンタル不調に陥る人は、私はほとんど見たことがありません。(怒られるかもしれませんが) 逆に、使命感で自ら残業して物事を完成させていくこと、チームで連帯感をもって繁忙期を乗り切ること、それらを上司が心からねぎらってくれること、そして一番大事なことはそれをやる意義を理解していること、これらがあれば、残

組織で「マルハラ」を容認したら大変なことになります!

「了解しました。」 これもハラスメントになる時代らしいです。 SNSでのやりとりが、友達同士だけでなく、ビジネスでも当たり前になってきた中で、上下関係が生じているから、ハラスメントのひとつにされているのでしょう。 でも、若者が「怖い~」というから、使うのを辞めるべきなのでしょうか? そもそも、なぜ「。」が怖いのか?  その理由を説明されたものは見当たらない。 ただ「怒ってるみたい」だと・・・・ なぜ「。」が怒ってるのか、まったく意味不明です。 誰が言いだしたのかわからな

笑顔の科学

すっかりおなじみになったオンラインでの会議、打ち合わせ、面接。 往復の移動の時間もかけず、世界中どこでも人と話せるということは、本当に便利になったものです。 これで、本当に出社しないといけない人だけが電車に乗れるようになれば、地獄のような通勤ラッシュも減る世の中になるかな、と希望を持っていたけれど、実際にはかなりの企業でリモートワークから通常勤務に戻ってしまっている現実があります。 コミュニケーションが取れないとか、多くは会社の上層部のおじさんたちの意向で決まってしまうよう

新人教育は最初が肝心です!

4月になり、先週金曜日は歓迎会の団体が多く見られました。 コロナ禍では、長らくできなかった歓迎会も今年は大々的にできるようになりましたから、大勢での宴会は特別なものになりますね。 新入社員は、まず最初に新人研修を受けますね。 会社の理念や方針を理解し、これからの社会人として向かう方向のベクトルを合わせるのです。 夫々の仕事のスキルを上げる研修もあります。基礎的な知識を付けていくことも必要です。 新人研修の場合、大抵の場合は、この程度。 でも、本当に大切なことはもっとありま

労働は楽しくないものか?

少し前のCM 覚えている方も多いでしょう。 「好きなことは仕事にしたくね~んだよ」 「かっけ~!」 ずっと違和感を持っていました。若者ってそう思ってるのかな? とはいえ、好きなことなら、絶対的に幸せだ、というのもちょっと違う。 確かに、好きなことを仕事にしたら、内情が見えて嫌いになった、という話はよく聞く。でも好きでもない、関心も、思い入れもないとしたら、給料などの条件だけで会社を決めるということか? それも長続きしなそうだ。 好きな仕事なら、給料が激安でも幸せでいられ

成果とは

成果とは、何かの活動をした結果、得られたものという意味ではあるけれど、ビジネスにおける成果とはなんだろう、と検索してみた。 ビジネスの成果とは、 顧客との関係構築、顧客ニーズに対応し顧客が満足すること。 ビジネスにおける成果とは、ユーザー、顧客の満足を提供できたこと、となるのです。 ともすると成果は、売上、数字、業績になっていませんか? 業績や売上は、数字に関わりますし、この数字はすべて自分たちのもの。成果は自分たちの活動が、顧客やユーザーに与えた喜び、まったく中身が

管理とマネジメントの違い

企業の中で、管理といえば、管理職。 管理職はマネジメントをするのが仕事だと思っていませんか? 管理職=マネージャークラス、という一般的な言葉の印象から、何となく管理することとマネジメントは同じことのように思ってる人も多いように感じます。 マネジメントといえばドラッガー。彼は「組織をして成果をあげさせるための道具、機能、 機関がマネジメント」と定義しています。 管理とは、「ある基準から外れないように、統制すること、〇か✖かを判断して、✖を〇にしていくこと」です。 管理する