蝉の一生、人間の一生。
子供の頃から「休んじゃいけない」
「常に緊張感を保て」という呪いにかかっていました。
最近、ようやくその呪縛から抜け出しつつあります。
ここのところ心身の不調に悩んでいる若者と話す機会が多いです。
単純に「休みが足りていない」ケースが多いと感じます。
休むことは停止ではなく、加速するための燃料補給です。
どんなに速い車も、燃料が切れたら動くことはできません。
「やり直しのきかない人生は無い。年齢は関係ない。」←これは正しいと思います。
一方で年齢を重ねると物理的にできないことが多々あります。
可能性を十分に発揮するためには、やはり10代、20代は本当に大切な時間です。
蝉とは違い、人間は8日以上長く長く生きることができます。
焦る気持ちは痛いほどに分かりますが、
僕のように20代を棒に振る前に、
「休息」を前向きに捉えていただけたら幸いです。
それでは次回もまた、げんきにお会いしましょう！
みーん、みんみーん♪
（先輩方から「お前も十分若いだろ」とツッコミがきそうですが、そこはご容赦ください。）
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(以下、先日の動画と同文です)
素敵な先輩がいました。
気配りができて、料理が上手くて、頭が良くて、心が良くて。
ライブをご覧いただいた際に、この「蝉」を気に入ってくださいました。
年齢、追い抜いてしまったでしょうか。
「ライブまた、誘ってくださいね。
楽しみにしています。」という最期の連絡を読み返し、
それが携帯のキャリアメールからだと気付きました。
もう随分と経ちました。
蝉の声を聞くと、いまでも聡明な笑顔を思い出します。
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