どう癒すか
こんにちは世界
春の穏やかな日差しを感じる、そんな言葉が似合う青空が広がるのに、暖房の行き届いてない部屋では底冷えを感じる
要するに冬らしい寒さが続くね、早く春にならんかなと
嗜好品の話をしようかなと思ってさ
率直に言って、酒とタバコの話
僕はどっちもやらないんだけどね
肺を病んだことがあるから、タバコは吸ったら死ぬぞって脅されてるし
酒は、どうも強いらしくて。楽しく酔うまでには、それなりの量を飲まないといけない
酔ったら酔ったで、変わってるけど愉快な人間ってところから、愉快さだけが消えて挙動のおかしな人間が出来上がる。ただの変な人に成り下がると
それがどうも面白くなくって、僕は飲まないことにしたんだ。人を楽しませられる理性を残してあげた方が、僕の性に合ってる
でもね、それもまた不健全な話なのかなって
現代の潔癖なまでの嗜好品に対する警告とか、毛嫌いする風潮?そういうのに逆らう意見なのは重々承知なんだけど
酒飲んで管巻いて、嫌なことをツマミと一緒に流し込んで、そうやって明日また頑張る気力を得る。その営みが、なんとなく大事なものだったんじゃないかって、ふとそう考えたんだ
昔は良かったって、たびたび言われるだろ?10年前はこれもっと安かったのに、とか。カントリーマームはもっと大きかったとか
でもそれ気のせいで、別に今と変わらないくらい、大変な時代じゃなかったんだろうかって(カントリーマームの大きさは錯覚では無いのだろうけど)
人間の昔話には、思い出補正が乗るもんだ。過去は常に美化され続ける。でもそれに加えて、嫌なこと全部酒とタバコで無理やり忘れてたから、良い思い出が残ったんじゃないかなって
憶測でしかないけどさ
理不尽なこととか、辛いこと、しんどいこと、そういう現実と自分を切り離す具体的な手段と時間が、確かにあったわけだ
健康寿命伸ばそうって考えが広まって、今は酒とタバコはどんどん悪役にされてきている
でも、劇薬に縋らないと凌げない現実は確かにあっただろうから、そんな現実を尻目に酒とタバコを取り上げてしまったら、常に辛く厳しい現実を直視し続けないといけなくなってしまう
もちろん、酒とタバコがもたらす経済的社会的な損失は計り知れない。人間性を損ねて、健康さえ脅かす。縋るようなものじゃないのはわかっているとも
でもさ、僕の場合、現実の辛さにあてられて精神的に参ると、それを癒すために部屋に篭っちゃうんだよね。しばらく、長いこと
そう考えるとさ、酒飲んで嫌なこと忘れて、明日頑張る元気と勇気を経口摂取するのって、なかなか効率良いやり方だなと思うわけだ
よく生きるのって難しいね
天敵も競合相手もいないのに、僕らは何と戦って傷ついているんだろう
そうして怪我を負った体を、一体何で癒したら良いんだろうね
如何にして現実から身を守り、如何にして現実を忘れ休むか
難しいねぇ、一生これで悩んでそうな気がする
いつか答えが出るのかな
この辺でおわりにしようか
それじゃあまた
追伸 ところでさ、スポーツって大元の意味は「現実に必要なことから離れ、楽しむこと」らしいよ
あれ、答え出ちゃったか?
そういうことかもしれないね
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?