モチベーションの回復-呼吸

モチベーションやメンタルの維持・回復には呼吸が有効です。皆さん、呼吸は無意識にしていると思いますが、呼吸に意識を集中して、浅くしたり深くしたりもできますよね?

このように、呼吸は無意識と意識の狭間にあります。呼吸をコントロールすることで、無意識にアプローチすることもできます。

煉獄さんが言っていたように、呼吸を極めればいろいろなことができるわけです。何でもできるわけではありませんが、呼吸の練習をするメリットは大きいです。

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【STEP1.鼻から吸って、口から吐く】
まずは鼻から息を吸って、口から吐くことを意識してみましょう。この呼吸法で集中力が上がるという研究もあったはずです。

慣れるまで、特にPC作業中は、気がついたら鼻から吸って鼻から吐いていることでしょう。はじめのうちは意識的にやって、「鼻から吐いてる…!」と気づくたび、口から吐くに戻してみてください。

ちなみに、私はスイカの収穫中もこの呼吸法です。収穫では10kgくらいあるスイカを投げたりキャッチしたり、100個くらいまとめてトラックから積み下ろしたり、バスケとやウエイトリフティングみたいなキツさがあります。

ただ、この呼吸法でやると疲れにくく、午後のライター業に向けて集中力も研ぎ澄ませられます。

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【STEP2.瞑想をやってみよう】
ちょっとくどいですが、呼吸の練習には瞑想が最適です。ゆったりと座り、下腹部に意識を集中させ、ゆっくり鼻から吸って、ゆっくり口から吐きましょう。肺ではなく、お腹に空気が出たり入ったりする感覚で、腹式呼吸をするのです。

慣れないうちは4つ数えながら吸って、4つ数えながら吐く。慣れてきたら8秒、10秒というように、一度の呼吸を長くしてみてください。

最低でも、1回15分くらいやるとけっこうな練習になります。

ちなみに、呼吸の練習のために瞑想をするときは、歩行瞑想よりも座ってやる瞑想がおすすめです。足の感覚に集中する歩行瞑想だと、呼吸にまで気を回せないことが多いです。

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【STEP3.片鼻呼吸をやってみる】
本を読んだりお風呂に入ったりしているとき、ついでにやってみてもらいたいのが「片鼻呼吸」です。これは呼吸を使って精神にアプローチする技で、片手が空いていれば手軽にできます。

精神にアプローチする呼吸技はほかにもありますが、私の知る限り、これがやりやすさと効果の高さのバランスが取れています。

集中力回復、眠気覚ましにも効果的です。

・片鼻呼吸のやり方
1.左右どちらかの手の、親指と人差し指を用意する。今回は右手でやってみましょう。
2.右手親指を鼻の右側面に押し当て、右の鼻の穴を塞ぐ
3.この状態でゆっくりと、鼻の左側から息を吸う
4.吸い切ったら、1秒くらい息を止める
5.右手親指を鼻から離す
6.右手人差し指を鼻の左側面に押し当て、左の鼻の穴を塞ぐ
7.右の鼻の穴からゆっくりと、息を吐き切る
8.吐き切った後、そのままゆっくりと息を吸う
9.息を吸い切ったら息を1秒くらい止め、人差し指を離して2に戻る

親指と人差し指で左右の花を交互に塞ぎながら、片方の鼻で息を吐いて吸ったら、1秒息を止めて、もう片方の鼻で息を吐いて吸って…

と繰り返します。

時間の空いているとき、片手の空いてるときになるべくやってもらいたい技で、合計で、1日20分〜1時間を目指したいです。

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以上です!
今日お話した方法は、どれもすぐに手軽に試せるものです。まずはどれかひとつやってみて、「呼吸を使って無意識にアプローチする感覚」を味わってみてください。

呼吸を極めることは、どんな状況でもベストを尽くせる人になるための1歩目です。ゴールまでは1万歩くらいあるかもしれませんが、1歩目を踏み出せなければ始まりません。

できる時に少しずつ、試してみてください。

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