失敗への対処法-とにかくお金がないときは

今回は「目先のお金がないときの対処法」について書きます。なお、キャッシングやクレジットカードなどの「借金」については触れません。余裕がなくて所得を増やせる見込みもないときにこれやっちゃうと、どんどん余裕なくなっていきます。

借りるんじゃなくて、稼ぐことで何とかしましょう。水光熱費や、支払い期日の迫った返済1回分くらいなら、3日もかからず何とかなります。

【支払い期日が迫っていて、とにかくすぐに現金がいるとき】
「あと5日で電気止まる」みたいな緊急時は、日払いの単発バイトしてください。1日で7,000〜1万円くらいは稼げます。水道やガスならバイト1回で何とかなるでしょうし、金額のかさみやすい夏冬の電気代でも、2〜3回行けば足りるはずです。

私は次のようなものを使ってました⬇️

フルキャスト:募集は多いのですが、日払いのお仕事は限られます。日払いにも「当日手渡し」と、「手数料を払って利用できる即給サービス」があります。

ネクストレベル:個人的にイチオシ。全募集で即給が使え、終業直後に申請すれば、翌営業日には振り込まれます。ただ、「即給申請は、銀行営業日の前日のみできる」と書いてありますが、実際は平日の前日です。

ソレスト:私は使ったことないんですけど、即給あり、イベント設営系が多いらしいです(知人談)。

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【ライターの報酬だけで生活できていないとき】
現状、ライターの収入だけで生活できておらず、貯金がない、もしくはライター収入を増やせる根拠がないなら、素直に派遣でもやっといてください。稼げるようになったらやめればいいんです。お金が足りなくて生活に支障が出る「不安とストレス」の方が、よっぽどライター業の邪魔になります。

「ライター収入を増やせる根拠」とは、例えば専業なのに月100時間しか稼働していないとか、時給が1,500円超えてるとか、そういったことです。これなら稼働時間とクライアントさん増やせば、なんとかなりますよね?

生活環境や家族構成にもよりますが、時給が1,000円そこそこだと、かなり厳しいと思ってください。

時給も稼働時間も計ってないのに、「もっと頑張ればライターだけで生活できるはずだ」みたいな根拠のない自信は危ないです。生活の可否は時給をベースにして考えましょう。

ちなみに、派遣はバイトより時給高いことが多いですし、週払いのお仕事も割とあります。いろいろ滞納しちゃってるなら、多少手数料みたいなのかかったとしても週払いにしておいた方が安心です。給与日までに支払いが間に合わず、電気や回線止まったら、仕事できませんから。

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【兼業でやる場合の時間の使い方】
私みたいに準備も貯金もゼロで独立しちゃった人は、たぶん、しばらくはライターと派遣の兼業になります。参考までに、私はこんな感じでした⬇️

ライターとして独立
→いろいろ支払いができなくて、週払いのコルセン夜勤
→ライターとしての時給が上がり、仕事も増え、コルセンやめる
→取引先や仕事には恵まれたが、サボったりヘラったりして結局お金が足りなくなること多発
→その度に単発バイトで凌ぐ
→単発バイトで行ったラーメン屋の休憩室に、なぜかバイト募集の張り紙があり、店長に交渉して直接雇用&日払いを実現(派遣会社から派遣されてきた単発バイトを引き抜くための戦略ですね。あれ見たときは上手いことやるなと感心しました)。
→一回クビになり、3ヵ月後にもう一度雇ってもらう。できないままやめるの悔しかったんですよね。
→仕事ができるようになり、新人教育も任してもらうが、育てる端から店長が全員辞めさせちゃうもんだから、だるくなってやめる(この頃はバイトしなくても生活できたのですが、ラーメン屋も楽しくて続けてました。喧嘩して辞めたけど、店長はけっこう好きです)。
→サボりやヘラりが抜けきらず、ときどきピンチになるも、その度に単発バイトで凌ぐ。
→しばらくバイトしない
→単発バイトで仲良くなった農家に、夏だけスイカの収穫を手伝いに行く。お金はどうでも良くって、運動兼スイカもらうために行ってます。

長くなりましたが、準備や考えが足りないとこうなるかもしれないと肝に銘じておいてください。

ちなみにライターやってたおかげで経営者目線や、対経営者のコミュ力がついていたので、単発バイトの雇用主が社長や個人事業主だったときは、仲良くなって派遣会社通さずに仕事もらってました。雇用主からしたら、手数料かかる派遣会社よりも、私を直に雇った方がお金かかんないんですよね。

ライターとは関係ありませんが、こんな感じでいろんなところの代表と仲良くなったり、自分を売り込めるようになっておくと、「仕事がなくなったらどうしよう」みたいな不安もなくなるかもしれません。

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以上です!
今回はライターとあまり関係ない話でしたが、自営になるということは、リスクと隣り合わせです。ライターだけに固執せず、いろいろな仕事をやってみて、視野と人間関係を広げておくと、何だかんだで生き残れるんじゃないかなと思います。

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