収入源は3本柱で考えよう

今日は収入源の考え方についてのお話です。まずはライターとして頑張っていただきたい、しばらくは集中していただきたいですが、将来のことも何となくでいいのでイメージしておきましょう。

もちろん、ライターのお仕事が軌道に乗って安定してきた方は、自分でやってみたいことを考えてみて、取り組んでみてください。

さて、アメリカには「セブンポケット」という考え方があるそうです。7つの収入源(ポケット)があれば安心だという考え方です。

7つはさすがに多くて難しいかもしれませんが、せめて3つのポケットは持ってほしいというのが自論です。

脚が1本や2本しかないイスは、たぶんすぐ倒れちゃいますよね?

でも、3脚ならまず倒れません。収入源のタイプを考えても、3つのポケットという考え方は理にかなっています。

収入源は次の3つに大別できると、私は思っています⬇️

・労働収入
・半不労所得
・不労所得

【労働収入】
会社や事業主として働いて得るお金です。皆さんなら、ライターとか編集者とか、ディレクターとして稼いだお金がこれですね。

労働集約型の収入であり、働かなければ入ってこないお金です。つまり、時給換算したときに限界があり、収入額にも天井があります。

時給x労働時間で所得が決まるお仕事です。

お医者さんや弁護士さんなんかも、トップクラスではありますが、これに分類されます。

これには限界こそありますが、すぐに成果(所得)に反映されるうえ、誰でもできる方法です。3本柱の収入源をつくるとしてもこれが軸になるので、決して軽視しないでください。

【半不労所得】
私の造語です。一見不労所得ですが、労働をやめてしまうと収入も減ってしまうものはこれにあたります。具体的には次のようなものです⬇️

・ブログ
・YouTube
・サロン運営
・トレード主体の投資 など

マーケティング全般もこれにあたります。

例えばブログやYouTubeはよく不労所得だと言われますが、本当にそうでしょうか?

ブログもYouTubeも、更新を止めればファンも閲覧も減り、結果的にCVも減ります。

あのメンタリストDaiGoさん(登録者200万人超え)ですら、3ヵ月動画を上げなかっただけで閲覧が半減したそうです(もっとも、彼のYouTubeはDラボへの集客がメインです。それ自体が収入源でもありますが、重要なDラボからの収入は減らないどころかむしろ増えたので、困らなかったそうですが)。

ブログも同様で、自分が動かなくなれば毎日見にくるファンも減りますし、競合はその間に強くなっていきます。

ただ、この半不労所得には天井がありません。ライターとブログを比較するとわかりやすくて、どちらも1記事にかかる時間を短縮するとしても、限界はあるでしょう。

ライターなら1本あたりの単価を上げることはできますが、いつか上限にぶつかります。

ブログは最初こそライターよりもずっと時給が低いですが、ファンやCVの数に限度がありませんから、時給も収入も青天井です。

これが、昨日「まずはブログを諦めて、ライターに集中して」と話した理由です。ライターの方が基本的には時給アップが早いうえに、確実に成果が出ます。途中まではライターの方が圧倒的に稼げるので、まずはライター業を確実で、十分な収入源にした方が近道なんです。

たまに例外はありますけどね。でも、例外は例外なので、あまり期待しない方がいいです。堅実にいきましょう。

【不労所得】
働かなくてもお金が入ってくる、本当の不労所得です。これがいちばん難易度高いでしょう。

・投資信託
・株主配当
・不動産運用
・印税
・コンテンツ販売
・権利収入 など

基本は投資系のものを目指すことになります。トレードを軸にしたものは、トレードという労働を常にしていなければならないので、せいぜい半不労所得ですね。

印税やコンテンツ販売は、トップクラスになれば働かなくても人気が落ちず、不労所得が入り続けます。鳥山明さんとか冨樫さんとか、米津玄師さんとかがこのタイプですね。

ただ、このレベルの人気がないと、ずっと安泰な不労所得とはいえず、実質半不労所得になるでしょう。気持ち的にも不安は消えなさそうです。

取り組み方の例として、私は権利収入の権利は持っていて(超サボってますが)、いずれはアメリカ系の投資信託をやりたいと思っています。投資信託の種銭をライターや半不労所得、権利収入で集めているわけです。

たまにお話に出てくる格安SIMの代理店が私の権利収入です。格安SIM=携帯は第四の公共料金であり、解約や乗り換えのリスクが低いです。楽天モバイルが強すぎて厄介なのですが、あちらよりも回線が速い、ギガ数は2番目くらいに多いのに24時間通話無料などのメリットがあるので、権利手放さないでいます。そろそろ勝ち筋見えてきたので、ちゃんと取り組もうかなという感じですね。

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以上です!

例として、ライター(労働収入)xブログor YouTube(半不労所得)がシナジー高くておすすめです。不労所得は投資系か権利収入系になるかと思いますが、権利収入だとマーケティングスキル活かせるので、シナジー高いかもですね。

ただ、権利収入で行くとしても、投資系には取り組みたいです。投資系は労働力や時間じゃなくてお金を投資することになるので、ほかの方法と合わせやすいからです。

ちなみに投資系に取り組む“べき”ではなく、取り組み“たい”という書き方をしているのは、リスクがあるからです。リスクのあるもの、大きいものを手放しで進めるような書き方は、ライターとして避けたいですね。

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