応募文のつくり方

ライター系の職種向けの応募文の書き方です。
テンプレートもあるのですが、そちらは私と友人でやってるサロンか、7月末に講師で読んでいただいてるセミナーのみでの配布とします(もともと、私のnoteはそのセミナーの集客用なので)。

応募文には次のような項目をつくり、それぞれ次のように書きましょう。

【挨拶】
はじめの挨拶はごく簡潔に。長く書いちゃいけません。
「はじめまして」「お世話になります」などを頭に、「〇〇をしているxxです」みたいに、職業(ライターのみなのか、編集やディレクションもしているのかなど。ここはその案件に合った職業を選んでください)と名前を。
「お世話になっております」は使いません。初対面であるため、まだお世話になっていないからです。

【過去の実績】
その案件とできるだけ近いものを選んでください。
本文執筆のみではない案件に応募するなら、構成作成や入稿などを含めた「担当工程」も記載するとスキルがわかりやすい。

【スキル】
箇条書きでできることを簡潔に伝えます。
スキルのレベルを伝えるために、スキル名の下にできることを軽く書いておくのもアリ。ただ、ごくごく軽く書くだけに留め、読みづらくならないように気をつけて。

【リソース】
業務量や週の稼働時間などを具体的な数値で。総量ではなく、そのクライアントに割ける量を書くのが理想。
1日の稼働時間とか、仕事する時間帯とか、相手からして割りとどうでもいいことは書かない(それが相手からして重要なら書くべきですが、あまり関係ないのに書いている人が多い印象を受けます)。
リソースを具体的に書けば、「本業の時間は~」「家事や子育てとの両立が~」のような事情を書かなくてもいいことに気づけます。こういうの書くとだいたいネガティブな印象になるので、まぁ書かない方が良いですね(家事や子育てをお仕事と両立させているのは素晴らしいことだと個人的には思いますし、私は子育てがないので「すっげぇな…」とマジで思うのですが、応募文に入れるのは不利になる場合が大半)。

【扱えるツール】
必要に応じて。Googleのスプシとドキュメント、WPくらいは基本操作できるようにしておきましょう。ちょっと検索すれば使い方すぐわかりますし、どれも無料なので、自分でいじってみてください。

【結びの挨拶】
ここまでのスキル~ツールは「=========」で囲って、挨拶とは区切りをつけて見やすくしてください。
読んでくれたお礼、自分を採用するメリット、「どうぞよろしくお願いいたします。」の挨拶を書きます。
自分を採用するメリットには説得力をもたせるために、「貴社業務に慣れるまではご迷惑をおかけするかもしれませんが、」のような予防線?を張るのもアリ。その後に「サンプル記事やレギュレーションをよく確認し、なるべくお手間をかけないように~」のようなこと書けば、説得力上がります。気合だけじゃないなこの人。みたいな。

【言葉遣いについて】
ライターは言葉を扱う仕事ですから、応募文も正しい言葉遣いを意識してください。

「~させていただきます」は冗長ですし、本来変な敬語ですから(浸透しすぎて正直もう違和感あんまりないんですけど)できるだけさけましょう。自分の立ち位置を下げて相対的に相手を高める(謙譲)ときは、「~させていただきます」じゃなくて「~いたします」ですよ。

「採用いただきましたら」のような、「~させて」をつけない使い方ならOKです。これ縛るとかえって変になるので。ただ、「~いたします」にできるところは「~いたします」で。

「~に関しては」「~については」は、たいてい「~は」「~が」で済みます。これらを入れないと本当に変な感じになっちゃうのか、冷静な目で見返してください。

「宜しく」「致します」「下さい」「御座います」「出来ます」は、「よろしく」「いたします」「ください」「ございます」「できます」と、ひらがなにしてください。

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以上です!
伝えるべきことはしっかり伝える。でも、端的で読みやすい、余計なことが書いてない。そんな応募文を目指してください。
自分用のテンプレート作ったら、相手の知りたい情報や求めている人物像に合わせて、細部を調整してつかってくださいね。

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