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週一目標

感受性を思いっきり発揮していたら現実の社会、特に会社とか日常生活はやっていけないわけで。
だって事あるごとに泣いたり笑ったり怒ったり、悲しんだり、、ってしてたらもたないじゃないですか。心のHPが。

だから僕らはある程度の硬さの殻を心、というかその感受性に被せているわけです。毎日を過ごすうえで。

でもやっぱり感情を持った生き物としてそれじゃ歪んじゃうなって、何か大事なものが。
なので、ちゃんと感情を表に出す舞台と短歌を書きます。
毎週日曜日に5首できればいいな。とりあえず。

自分への宿題も兼ねて、頑張ります。

「湿気」
一つずつ名前を呼んで食べていくタルトに乗ったフルーツたちの

現世との隔たりとしてのセロファンはショートケーキを選んで囲う

善/悪も正/不正もないままに六月の雨降り続いている

ワンメーターだけでも出会いと別れだと思って百円多く差し出す

永遠の午睡を始めるようにして梅雨はその身を横たえている

ほりぐちげんき



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