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ChatGPTに入力したデータを学習に使われないようにする方法

ChatGPT に入れたデータが学習に使われるのを回避する方法を紹介します(API経由の入力に関しては元々学習されない方針です)

ちなみにClaude.aiは積極的にオプトインしたり、安全性に問題があるような入力をしない限りはデータは学習に利用しないとしています。

(2024.05.03 追記)
設定からChatGPTの入力の学習への使用をoffすることができるようになりました。

左下の設定>Data Controls>Improve the model for everyoneをOffにすればOKです

ちなみに、チャットの履歴も残したくない、チャットの内容をメモリー(ユーザーの好みを覚えてくれる機能)にも反映させたくない場合は、左の左上のGPT-4/GPT-3.5のモデル切り替えをする箇所からTemporary Chatをオンにしてください

一番したのTemporary ChatをOnに
Temporary Chatの説明

こちら⬇️のリンクからオプトアウトすることで回避されます

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScrnC-_A7JFs4LbIuzevQ_78hVERlNqqCPCt3d8XqnKOfdRdQ/viewform


こちらに登録してから1週間程度かかってconfirmのメールが来ました。
慎重に行くならこのメールが来るまでは入力が学習に使われるものと思っておいた方がよいかもしれません。

OpenAIにデータを学習に使われないといっても、一旦サーバーに送信された後に30日間はそのデータが保持されるようですので、入力するデータは「最悪漏れてもいい」程度のデータに留めておく方が良いと思います。言うまでもありませんが、個人情報や企業の機密事項等は入力は控えておくのが無難でしょう。

(3月25日追記)
3月20日にバグによって一部の人に他人の個人情報やプロンプト履歴が閲覧可能になってしまっていたようです。その件についてOpenAIから声明が出ています。

https://openai.com/blog/march-20-chatgpt-outage

データの学習使用をオプトアウトしていてもこのようなリスクは消えないので、やはり入力データは最悪漏れてもいい程度のものに留めておく必要はありますね。

(4月7日追記)
下記の方のツイートで気づいたのですがChatGPTを便利にする「Superpower ChatGPT」などのChrome拡張機能の類もデータ収集していますね。タダより高いものは無いということで、各アプリの情報の取り扱い規約を確認した方が良さそうです。

(2023.4.26追記)
OpenAIからChat履歴のoff機能が発表されました。履歴offにしておくとChatの内容は学習には利用されないようです。履歴offにするとpromptや出力が保持されず、端末間の共有もされないので不便な部分もありますので、Googleのシークレットモードみたいな形で作業内容によって使い分けるのが良さそうです。
Chat履歴のoffは 設定>Chat History & Trainingをオフ で可能です。

公式のリンクはこちら

(2023.7.16追記)
Code Interpreterのprivacy policyははっきりしたものはまだ提示されていません。

しかしこのような事例もあるようなので漏洩したらまずいデータについてはアップロードを控えた方がやはり良いですね。


いつも有益な情報発信してくださっているChatGPT研究所さんの著作。
基本的な プロンプトエンジニアリングから少し上級向けのGPT作成法まで網羅された素晴らしい本です。


こちら⬇️はオプトアウトした後に最悪漏れてもいい程度の内容でご利用ください。


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