生産性を高めるためのTips:「やりたくない」という負の感情を正に変換する
「やりたいこと」を決めるのではなく、「やりたくないこと、やらないこと」を決めることのほうが重要であり、かつやるべきことが明確になりやすい。
生産性は選択から全てが始まる。これは以前紹介したエッセンシャル思考で得られる重要な示唆であり、つまり「大量のノイズ」から「ごく一部の非常に重要なこと」を「選び取る」ということが高い生産性に繋がるということ。
しかし、いきなり「選び取る」ことは難しい。選別する眼が育っていないからである。
ところが、「やりたくないこと」は多くの人が持てており、これを特定して排除する方法を具体的に考える方が容易。
この方法は、自分の負の感情を正のスパイラルを作り出すためのエネルギーに変換することができるため、有益な方法である。
負の感情が生まれても、それを活かして生産性を高める動きに繋げられると考えられるため、精神衛生的にも優れた方法。
「やりたくないこと」をやめていっても、「やるべきこと」が見つかりにくくなることはない。
そもそも選択とは、「大量のノイズ」から「ごく一部の非常に重要なこと」を「選び取る」こと。選び取るべきことは、その定義からしてごく少数しか存在しない。
故に、「やるべきこと」が見つからないのは当然のことで、それは「やりたくないことが多すぎる」ことが理由ではない。
加えて、人は制限を設けたほうが創造的になれる。イタリアンの鬼才、小林シェフの話を参照してほしい。
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