「ユニコーンに乗って」ここまでの感想
まだ話の途中だが、感想を書いておきたい。
年配の目から見て、小鳥さんはスゴい! 銀行の支店長までやった人が、こんなに低い目線で普通は活躍できない。
周りは全員経営の素人なのだ。マウントを取るつもりがなくても、「資金繰りをちゃんと見ないとだめでしょう」とか「経営計画が甘いんじゃないか」とか、上から目線の考えが無制限に出てきてしまうだろう。
過去のキャリア色を全部消して、ただ人間力だけで貢献している。僕ならこんなこと出来そうにないなぁ。自分だったら知識や経験を押し出して、とっくに嫌われて追い出されているだろう。
熟年オヤジがキャリア後半に違う世界に飛び出すときに教訓満載なドラマだ。これからも勉強させてもらう。
それでもこの展開に一つだけ口を出させてもらいたい。
ドラマの節々で、誰かに投資してもらう、という話が出てきて、投資が来る、というとスタッフ全員手放しで喜んでいる。投資はお金をプレゼントされるのとは違う。借金でもない。大口の投資を受けたら会社の所有権の相当部分が持っていかれるという感覚が無いように見える。おめでたい。
大型投資を受けるというと、下手すると、会社を乗っ取られるくらいの感覚でいて欲しい。まあ、そういうドラマの趣旨でないからしょうがないか。
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