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ビール作ってます

日本でやると違法らしいが、アメリカではキットを売っている。日本はビールの税金が高いので、ビール小瓶11本作れて2500円のキット売るのは税務署が許さないと思う。(大きな壺、チューブなどは別売り)

麦芽を煮だしたお湯にモルトを入れる。一時間煮た最後にホップを入れて鍋ごと冷やし、室温になったら上の写真のポットに入れてイーストを入れてかき混ぜる。

あとは放置。翌日には元気に泡立ってくる。雑菌が入らないようにガス抜きのチューブを水を入れたコップに突っ込んでおく。

丸二日の間、コップの水に泡がポコポコ出てくる。

ポコ、ポコ。そこに生き物がいる実感がある。ここが私の大好きなプロセス。

2週間放置したらビン詰めする。このために王冠をくっつける道具まで買った。ビン詰めの前に一次発酵の終わった液体に砂糖を溶かす。

ひと仕事終えたイーストがこの砂糖をビンの中でエサにして頑張って炭酸ガスを作ってくれる。これが完成したビールの栓を抜いたときに「プシュ」という爽快な音を作ってくれ、グラスに乗る泡と喉ごしのキレをくれる。

ちゃんとアルコールが適度にできた美味しいビールと爽快感を私に与えてくれるイーストに感謝だ。最後は私の胃に入ってしまうのが気の毒ではある。

今回は3回目の挑戦。一回目はOctober Fest、2回目はWhite Honey Ale。今回はドイツ系のHefeweizenだ。スーパーで売っている量産ビールより確実に濃厚で美味しく作れる。

ビール瓶は何度も再利用できて資源保護できるし、コスパも最高。モルトを煮ているときに家じゅう醸造所の匂いが回るのが玉にキズだ。


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